感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
悸村成一
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ノンフィクション。暘という名の女性が謎として残る。図書館本。 652016/04/11
だーよし
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がっさんしょう-27のエッセイ(花祭、遊行、去来、天門、邂逅、萬里、蠟涙、露光、覚醒、涼風、雷雲、清流、星霜、縹渺、青嵐、瑜伽、青楼、鳴動、龍宮、飛天、半眼、天女、夢寐、雪原、団欒、北溟、幽明)。おそらく月山の注釈として読まないほうが楽しめます。「涼風」と「雷雲」が核心にふれているのかもしれませんが、個人的には「蠟涙」のなかで“宮城まり子さんが驟雨と言って嬉しそうに笑った”という箇所が好きです。また、森敦は小説よりもエッセイのほうが趣深いと感じました。2015/08/12