みっともない人体

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  • サイズ A5判/ページ数 364p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784306041097
  • NDC分類 383.1

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

huchang

1
社会学やってる先輩が読んでたやつで、多分教科書か参考図書だったんじゃないかな。古本市で見かけたので懐かしくてつい購入。当時読んでおけば良かった。人間は人間の肉体事態に不満があり、みっともないと思っているから肉体の方に直接手を加えて改変をはかるのだというもの。過激でないのは衣服やアクセサリーかなぁ。肉体に直接干渉するものには化粧、入れ墨、ピアス、纏足やコルセットなんかが挙げてある。服飾史の入門としてもいいと思う。個人的にはコッドピースがなんでなくなったのかに、興味がある。2020/12/08

ビイーン

1
人間は大昔から自らの人体に満足する事なく、自分の体をいじり、ものをくっ付ける。全身に刺青入れて、見た目が痛々しくなっても満足しない。民俗学、美術、宗教、歴史、ファッションなど広範囲な知識と空想力を総動員して書かれた本書は圧巻だった。2014/12/06

o

0
おもしろかった!2016/06/20

nyampico

0
ファッションは古代からの人体芸術(ボディアート)であるのに、ファッション的だとなるとどうしてもそこには少し軽薄な意味が込められる。産まれたままの姿、自分の姿に満足しない本能のようなものに突き動かされて更新されていくのがそもそもの衣服の起源であった。異性へのアピール、人体の可能性の拡張。貞淑の基準が時代と共に変化していく。また時代の中で早い速度で進化していくファッションは常に時代遅れと見えてしまう代名詞にもなり得る。ワシントンやキリストの絵画や像の衣服は何故布切れなのか、ファッションはイメージに消費される。2013/09/13

yutanpo

0
写真が多くて分かりやすい。吹き出すぐらい面白いのもあるし、痛々しいものも。人間面白い。2011/10/25

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