内容説明
本書は、建築構造力学の立場で地震動を論じている。建築の分野からのアプローチではあるが、第1部では地震学の分野にまで立ち入った解説をしており、また第2部では比較的数学的色彩の濃い、波形処理理論に基づいて地震記録の分析法を解説している。
目次
第1部 地震動の合成(理論的地震動評価;半経験的地震動評価;経験的地震動評価;地震危険度解析)
第2部 地震動の波形処理理論(地震動のフーリエ解析;FFTに基づく地震動の基礎的な波形処理;統計的手法による地震波形記録の解析;不規則過程解析の諸理論)