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日本語活用体系の変遷

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  • サイズ A5判/ページ数 222p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784305702296
  • NDC分類 815
  • Cコード C3081

内容説明

形態音韻論の視点から、古代から現代に至る活用体系の因果法則を捉える。「終止形連体形合流」と「二段活用の一段化」に統一的な解釈を下し、活用体系史中での意味付けを行う。

目次

第1部 動詞活用体系の変遷(終止形連体形合流と二段活用の一段化;上代音韻体系における甲類乙類の差異消滅と活用体系 ほか)
第2部 音便形と活用体系(「音脱落」の形態音韻論的検討―「音便形」について考える序説として;活用形としての動詞音便形の成立 ほか)
第3部 「オホ~」の意味と形態の分化をめぐる諸問題(古代官職名に見る接頭辞「オホ~・オホキ~・オホイ~」;古代日本語における『大』と『多』―終止形オホカリの成立)
第4部 助動詞の語形変化と活用形(ムズ(ル)からウズ(ル)へ
ウズとウズル―(付)マイとマジイ ほか)

著者等紹介

坪井美樹[ツボイヨシキ]
出生1949年、新潟。現在筑波大学教授、博士(言語学)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。