宝島社新書<br> SDGsの大嘘

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宝島社新書
SDGsの大嘘

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  • サイズ 新書判/ページ数 192p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784299029669
  • NDC分類 329.39
  • Cコード C0236

出版社内容情報

「脱炭素」は欧州のペテン!
“環境ビジネス”で丸儲けしている人々の正体

世はまさにSDGsブーム。

「よりよい未来をつくるために」と掲げられ、政府やマスコミも手放しで礼賛する17の達成目標はどれもご立派なものばかりだが、
その一つひとつを科学的に検証していくと、欺瞞と矛盾に満ちた「大嘘」であることがわかる。

このままだと「地獄への一本道」を突き進むことになるというのに、日本人はいつまでこの茶番を続けるつもりなのか?

拗(す)ね者の生物学者が忖度(そんたく)なしに語りおろす、SDGsの知られざる真実!

〇世界の貧困を加速させる「高級牛ステーキ」
〇人口を減らさない限り「資源の争奪戦」は終わらない
〇SDGsはグローバル資本主義を続けたい欧州の免罪符
〇枯渇しつつある水産資源を中国が食べ尽くす
〇実はエコではない「太陽光発電」と「風力発電」
〇「CO2の増加が地球温暖化の原因」という大嘘
〇利権のためには科学的ファクトも「無視」する日本人
〇「塩害」知らずでサステイナブルだった日本の水稲栽培
〇実は地球にも環境にも優しい遺伝子組み換え作物
〇「地熱発電」と「エネルギーの地産地消」が日本を救う


【本書「はじめに」より抜粋】
 先ほど触れたように、利益を得るのはほんの一握りの連中だけで、世界のほとんどの人たちは利益を奪われて貧しくなる。SDGsという矛盾に満ちた「絵に描いた餅」を実現しようとすることで、この世の中は確実に今よりも悪くなる。

 それなのに、国連が垂れ流すこの「嘘」を鵜呑(うの)みにした政府やマスコミの大キャンペーンのせいで、ほとんどの人々はSDGsというのは素晴らしいものなのだと信じて疑わず、その目標に少しでも貢献できるように頑張っている。

 人々の「いいことをしたい」という善意につけ込んで、騙(だま)しているという意味では、かなり悪質だ。(中略)
 
 「環境を守らなければならない」という人々の善意につけ込んで、この説を後押しする政府機関や企業は、国民から多額のカネを搾り取っているが、多くの国民はいまだに「いいことに加担している」と思い脳内にドーパミンが出て、騙され続けている。

 私くらいの世代の者は、どうせこの先もたいして長くはないのだから、この茶番につきあわされてもさして実害はないかもしれないが、未来のある若者や子供たちからすれば、とんでもない話だ。

 だから、あと50年も生きねばならないあなた方に、SDGsも人為的地球温暖化論も基本的にはまったく同じで、反対しづらい善意のスローガンを並べているだけで、「地獄への一本道」になっている事実について考えてもらいたいと切に思う。

2022年5月池田清彦

内容説明

世はまさにSDGsブーム。「よりよい未来をつくるために」と掲げられ、政府やマスコミも手放しで礼賛する17の目標はどれもご立派なものばかりだが、その一つひとつを科学的に検証していくと、欺瞞と矛盾に満ちた「大嘘」であることがわかる。このままだと「地獄への一本道」を突き進むことになるというのに、日本人はいつまでこの茶番を続けるつもりなのか?拗ね者の生物学者が忖度なしに語りおろす、SDGsの知られざる真実!

目次

第1章 SDGsは嘘だらけ!(キャッチフレーズの成り立ちに潜む矛盾;誰も反対できない17のお題目 ほか)
第2章 “環境ビジネス”で丸儲けしているのは誰か?(世界的なキャンペーンの裏側に潜むものとは;SDGsは地球のためではなくEUのため? ほか)
第3章 マスコミの大罪(繰り返される「SDGs」と洗脳;「長いものには巻かれろ」という日本人気質 ほか)
第4章 ニッポンの里山の秘密(日本の最善策は「余計なことは何もしない」;真の意味でのサステナビリティとは ほか)

著者等紹介

池田清彦[イケダキヨヒコ]
1947年、東京都生まれ。生物学者。東京教育大学理学部生物学科卒業、東京都立大学大学院理学研究科博士課程生物学専攻単位取得満期退学、理学博士。山梨大学教育人間科学部教授、早稲田大学国際教養学部教授を経て、山梨大学名誉教授、早稲田大学名誉教授、TAKAO 599 MUSEUM名誉館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

trazom

113
人為的地球温暖化の否定という主張には賛同しがたいが、SDGsが胡散臭いという感覚には共感を覚える。確かにSustainableとDevelopmentは共存しない。持続可能性を求めるなら、成長を諦めるか人口抑制しかないという主張である。SDGsは「いいことをしたい」という善意に付け込んで人々を騙しているというのはその通りかもしれない。それにしても、同じ主張を繰返す最近の池田先生の暴発はちょっと辛い。山梨大学の頃の生物学・哲学の著作(中でも「生命の形式――同一性と時間」は秀逸)はあんなに輝いていたのに…。2022/08/28

南北

46
日本では環境問題の対策と思われているSDGsだが、「貧困をなくそう」「飢餓をゼロに」というのが最初にあるものなので、環境対策と考えるのは誤解と言える。本書にはないが「意識高い系」の人々がSDGsバッジをつけていたり、レジ袋有料義務化でもデタラメなことをしてきた環境省が旗振り役をしているのも胡散臭い印象を与える理由だと思う。そもそも「地球温暖化」しているのか、その原因がCO2なのかにも疑問があるので、日本としてはのめり込むのではなく「柳に雪折れなし」の態度で取り組んでいくべきだと思う。2023/03/10

Y2K☮

40
ある意味、全て地続き。SDGs、ダイオキシン、脱炭素、mRNAワクチン。特定の人だけが得をするビジネスを誰も反対できない全人類共通の正義みたいに美化。多くのメディアや専門家は連中の手先。矛盾と欺瞞は決まり文句の美辞麗句と同調圧力で押しつぶす。環境保護のためのメガソーラーがまさに環境を破壊している事実を覚えておく。原発をやめた後の代替案に納得し、国産や養殖の実態も勉強になった。なのに遺伝子組み換え作物を推奨するのが解せない。現時点では人体への影響はないという理屈は著者が批判している連中のそれと同じなのでは?2022/09/06

Minamihama

29
一部間違った記述はあるものの大筋では正しいことを言っている。 間違った部分の指摘:江戸が究極のサステナブル都市だった。→東海道53次に現れるはげ山をどう説明する。糞尿のリサイクルが清潔?等々。2022/09/12

mazda

20
SDGって何度聞いてもおかしな言葉だなと思っていましたが、著者も同じだったようで安心しました。「飢餓をゼロに」「すべての人に健康と福祉を」と耳障りはいいですが、世界にある食料は有限なのに飢餓をなくすということは、人口が減少しないと成り立ちません。しかし、現在の資本主義は人口増加が前提に成り立っているので、矛盾が生じます。CO2が温暖化の原因だとは思っていませんが、仮に原因だとして、その解決策が電気自動車というのがあまりにも滑稽です。電気ってどうやって作るのか、ヨーロッパのみなさん勉強してくださいね。2023/03/29

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