はやぶさ2の宇宙大航海記

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  • サイズ 46判/ページ数 263p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784299000675
  • NDC分類 538.9
  • Cコード C0044

出版社内容情報

6年間の長く遠い旅の末――
小惑星探査機「はやぶさ2」は、“玉手箱”を私たちに届けてくれました。
未知の小惑星「リュウグウ」、そこで乗り越えた困難や達成したミッションとは?

初代はやぶさのバトンを受け継ぎ、より鮮明な航跡を描くはやぶさ2。
プロジェクトマネージャー・津田雄一教授が綴る、ワクワク・ドキドキの大冒険!

2020年12月6日、場所はオーストラリアのウーメラ砂漠。
小惑星探査機「はやぶさ2」から切り離されたカプセルが、約6年間の宇宙航海の末
に地球に届けられました。
本書は、ミッションを先頭に立って進めてきた津田雄一教授が、小惑星「リュウグ
ウ」での探査をメインに、はやぶさ2の船出からカプセル帰還までを臨場感あふれ
る言葉で綴った航海の記録です。

困難や葛藤を乗り越えてのタッチダウン、コロナ禍でのカプセル帰還、次なるミッ
ションなど、好奇心をくすぐるドラマが満載!

本書では、「JAXA はやぶさ2プロジェクト」公式ホームページに掲載されている『
こちはや漫画版』(※)を、許可を得て転載させていただきました。
やさしい語り口の文章と漫画による構成で、子どもから大人まで楽しめる一冊です

※『こちら「はやぶさ2」運用室』漫画版の略称です

巻頭には、はやぶさ2のハイライトが詰まったフルカラー口絵も収録。

たくさんの希望を届けてくれた「はやぶさ2」の冒険は、これからも続いていきま
す。
ありがとう。そして、いってらっしゃい!

【目次】
第1章 はやぶさ2へと至る道
第2章 はやぶさを超える探査機を生み出す
第3章 到着! 未知の小惑星の正体を探れ
第4章 リュウグウのサンプルを採取せよ!
第5章 やるべきかやらざるべきか それが第2回タッチダウンの問題
第6章 おかえりなさい。そして、いってらっしゃい

内容説明

“誤差60cm”奇跡のタッチダウン成功、生命の起源に迫るサンプル採取、ドラマチックな帰還、そして旅立ち―プロジェクトリーダーが描く6年間の感動ドラマ完全版!

目次

第1章 はやぶさ2へと至る道
第2章 はやぶさを超える探査機を生み出す
第3章 到着!未知の小惑星の正体を探れ
第4章 リュウグウのサンプルを採取せよ!
第5章 やるべきかやらざるべきか それが第2回タッチダウンの問題
第6章 おかえりなさい。そして、いってらっしゃい。

著者等紹介

津田雄一[ツダユウイチ]
宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙科学研究所(ISAS)教授、「はやぶさ2」プロジェクトマネージャ。1975年生まれ。東京大学工学部航空宇宙工学科卒、同大学院工学系研究科航空宇宙工学専攻博士課程修了。工学博士。米国ミシガン大学、コロラド大学ボルダー校客員研究員を歴任。2010年から小惑星探査機「はやぶさ2」プロジェクトエンジニアとして開発を主導。2015年、JAXA史上最年少でプロジェクトマネージャに就任。専門は宇宙工学、宇宙航空力学、太陽系探査(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

陽@宇宙望遠鏡⭐︎星と宇宙

9
宇宙大航海時代を切り拓いた探査機はやぶさからバトンを繋ぎ、はやぶさ2の冒険をPM津田さんが纏めた一冊。YouTubeでの記者会見や公式サイトの新しいニュースにいつも心踊らせていた日々を思い出して元気になる。CansatからのCube sat!イカロスの帆ってこんなに薄いの!津田折り。はやぶさの川口淳一郎PMのイカロス計画のソーラーセイルがこれからの宇宙大航海時代の探査機たちに取り付けられたら、もっともっと遠くへいける。今日のJAXA一般公開オンラインで一位だったのも!これから先を示唆していく様で嬉しい!2022/03/26

乱読家 護る会支持!

4
「地球スイングバイ」で地球の重力を利用して加速し、約3億キロメートル離れた直結900メートルの小惑星「リュウグウ」に接近してし、人工クレーターを作って、地下物質のサンプルを採取し、地球に届ける。それが「はやぶさ2」のミッション。 このミッションに成功した「はやぶさ2」は、2026年の次の小惑星到達に向けて飛行中とのこと。 文章だと、経過がわかりにくく、感動も伝わりにくくかったので、、、YouTubeの動画をいくつか見ました。 やはり、、、動画の方がよくわかりました(笑)2021/06/29

cocolate

1
帰還の実況配信をみたり報道をみたりしてましたが、全貌を知らなかったとわかりました。夢中で最後までページめくる手が止まりませんでした。ぜんぜん「2」の意義を分かっていなかった。奇跡の2回目のタッチダウンを決断するに至った、PM津田氏の最後のファインプレー最高。アボードしてもただで終わらない。2021/09/11

ますぞう

0
成功の裏には幾多の挑戦と失敗がある。はやぶさの後継機として2014年に打ち上げられた「はやぶさ2」が達成したことの一部はニュースで知るところだが、やはりそこに至るまでには様々な困難を乗り越えていたわけで。今回はプロマネが執筆しているだけに専門的ですが、漫画や易しい表現を用いてそこのところを分かりやすく伝えてくれる(塩粒を地球を5周させ南米チリの朝食の目玉焼きの黄身に乗せる等)。今も宇宙を航行中で最終目標地(わずか30mの小惑星)到達予定の2031年まで後10年。今どこにいるか時々JAXAを覗きに行こう。2021/09/07

人馬一体勘

0
温度差に引いた・・・2021/04/21

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