出版社内容情報
政府は「AI戦略2019」の中で、リテラシー教育として文理を問わず、全ての大学・高専生約50万人を対象に、初級レベルの数理・データサイエンス・AIを課程にて習得する方針を打ち出しました。これを踏まえ、各大学・高専で参照可能な「モデルカリキュラム」の検討と策定が進められています。本書はこのモデルカリキュラムのうち、基礎的な範囲に対応した教科書です。AIリテラシーの基礎を薄く広く扱います。文科省の認定制度に準拠し、半期15回の講義で進められるよう工夫されています。これから導入を考えているすべての大学・高専が対象です。
内容説明
初級レベルの数理・データサイエンス・AIの学習ができる。モデルカリキュラムの基礎的な範囲に対応し、文系でも無理なく学べる。文科省の認定制度に準拠した14講義を収録。
目次
AIリテラシーとは
社会でどのような変化が起きているか
社会でどのようなデータが活用されているか
データ・AIを何に使えるか
データ・AIの技術
データを読み、説明し、扱う
データ・AIを扱うときに注意すること
データ・AIにまつわるセキュリティ
統計と数学のきほん
アルゴリズムとは何か
データの構造とプログラミング
データを上手に扱うには
データ活用実践(教師あり学習と教師なし学習)
著者等紹介
岡嶋裕史[オカジマユウシ]
1972年東京都生まれ。中央大学大学院総合政策研究科博士後期課程修了。博士(総合政策)。富士総合研究所、関東学院大学経済学部准教授、同大学情報科学センター所長を経て、中央大学国際情報学部教授。NHKスマホ講座講師
吉田雅裕[ヨシダマサヒロ]
1985年生まれ。山口県出身。東京大学大学院博士課程修了。博士(学際情報学)。日本学術振興会特別研究員を経て、2013年に日本電信電話株式会社に入社。5Gと自動運転に関する研究開発を経て、中央大学国際情報学部准教授。コンピュータネットワークとAIに関する研究教育活動に従事。中央大学AI・データサイエンスセンター所員、東京大学客員研究員、電子情報通信学会幹事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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