出版社内容情報
国や地方公共団体が保有するオープンデータは、防災や環境対策だけでなく、新事業の創出や地域経済の活性化にも期待されています。また、オープンソースソフトウェアの「QGIS」を使うことで地理情報が可視化され、さらなる活用が見込まれています。そこで本書では、各組織の担当者が一から学べるように、地理情報の基本から収集したデータの扱い方、さらに具体的な防災地図や年齢別人口分布図などの作り方まで解説しています。改訂版となる本書ではバージョンアップしたQGISに対応し、最新のツールやWebサービスも紹介しています。DVD-ROM付。
内容説明
防災に役立つ地図、年齢別人口分布図、国内外の山岳表現、カッパ出没マップ…公共データなどの活用を促進する「オープンデータ」と公開地理データを組み合わせて、オリジナル地図を作ろう!
目次
1 地図情報/オープンデータの基本を理解する(地理空間情報の基本;オープンデータの基本 ほか)
2 データを準備する(オープンデータを使う;代表的なファイルフォーマット ほか)
3 基本となる地図を準備する(身近な地域の地図を作成する;世界地図を作成する ほか)
4 テーマを決めてデータを可視化する(防災/減災/安全に役立つ地図を作成する;年齢別人口分布図を作成する ほか)
5 データを出力する(印刷する;QGIS以外の魅力的なツール)