戦略の要諦

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戦略の要諦

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  • サイズ 46判/ページ数 528p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784296117529
  • NDC分類 336.1
  • Cコード C0034

出版社内容情報

高邁なパーパスを掲げても、戦略にはまったく役に立たない。
ミッション・ステートメントは戦略策定の足しにならない。
そんなものに時間と労力を注ぐのは無駄である。

* * * *

戦略策定がうまくいかないのは、戦略とはあらかじめ定められた目標、とくに業績目標を実現する方法のことだ、という経営陣の思い込みにある。
こうした思い込みを打破し、戦略策定を専任者に任せきりにせず、行動計画を各部門責任者に丸投げしない。

* * * *

戦略の策定とは意思決定でも目標設定でもない。
卓越した優位性も長期的ビジョンも他社との比較も要らない。

「戦略の策定」とは克服可能な【最重要ポイント】を見きわめ、それを解決する方法を見つけることである。

「戦略の戦略家」「戦略の大家」でロングセラー『良い戦略、悪い戦略』著者が、戦略をめぐる誤解を解きほぐした新たな名著。

内容説明

戦略の策定とは意思決定ではない。目標設定でもない。卓越した優位性も長期的ビジョンも他社との比較も要らない。戦略の策定とは克服可能な最重要ポイントを見極め、それを解決する方法を見つけることである。「戦略の戦略家」「戦略の大家」で『良い戦略、悪い戦略』著者が戦略をめぐる誤解を解きほぐした新たな名著!

目次

第1部 課題に基づく戦略と最重要ポイント(戦略自動作成機は存在しない;課題を解きほぐす;戦略は長い旅路である;どこなら勝てるか;戦略と成長;戦略と権力;行動の一貫性)
第2部 診断(アナロジーとリフレーミング;比較とフレームワーク;分析ツールの活用は慎重に)
第3部 最重要ポイントを攻略する(強みを探す;イノベーション;組織の機能不全)
第4部 リーダーを迷わす誘惑(目標が先ではない;戦略と目標管理はちがう;現在の財務実績は過去の戦略の結果である;戦略プランニングの活用と誤用)
第5部 戦略ファウンドリー(ラムズフェルドの疑問;戦略ファウンドリーの擬似体験;戦略ファウンドリー―コンセプトとツール)

著者等紹介

ルメルト,リチャード・P.[ルメルト,リチャードP.] [Rumelt,Richard P.]
戦略論と経営理論の世界的権威。エコノミスト誌は、「マネジメント・コンセプトと企業プラクティスに対して最も影響力ある25人」の1人に著者を選んだ。マッキンゼー・クォータリー誌は「戦略の戦略家」、「戦略の大家」と命名。研究者としてのキャリアを通じて、つねに戦略の最先端を切り拓き、戦略の系統的研究を推し進め、コアスキルに注力する企業こそが最善の結果を残すという考え方を提示し、卓越したパフォーマンスを出す企業は業界に左右されるのではなく個々の企業の能力によることを説明。現在はUCLAアンダーソン・スクール・オブ・マネジメント名誉教授。幅広い組織にコンサルティングを行っている

村井章子[ムライアキコ]
翻訳者。上智大学文学部卒業。経済・経営、環境関係の翻訳を主に手がけ、高い評価を得る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

てってけてー

12
戦略とは単に目標を掲げることではない。問題解決の一種と捉えるべきである。従って何が問題なのかを理解せずに解決することはできない。課題の状況理解が必須でありフォーカスは基本。 そして組織の強み、優位性に着目することが重要。2024/03/17

10
タイトル通り、戦略の要諦についてみっちり書かれていた。ルメルト先生の実体験に基づく事例ベースで論が進むので、長い割には読みやすい。が、しかし、改めて書かれている内容を理解しようとすると非常に難しい。少なくとも私は、戦略とは目標達成のための手段(how)だと認識していた。目標は過去の成長速度や業界の成長率、資本市場の期待などから設定され、戦略というのはどうやったらその目標をクリアできるのか考えることだと思っていた。ルメルト先生は明確にこれを否定する。戦略とは死活問題となる解決可能な重要課題にフォーカスして、2024/03/01

しゅー

8
★★「よい戦略目標は戦略策定の苦しい作業の結果として導き出される」「目標が先ではない」「目標というものは、あくまでも管理のためのツールである」「最重要ポイントとは、単に克服が困難なだけでなく成否を分ける勝負どころであって、かつ、現実的に解決可能なポイントを意味する」「主に競争から生じる課題を診断し、最重要ポイントを見きわめる」「見きわめた最重要ポイントをどう攻略すべきかを論じる」ビジョン、ミッション、パーパスづくりに取り掛かる前に、実際の行動に移せる戦略を立てなさい。「千里の道も一里から」事例過多が難点。2023/12/29

ちくわ

7
すごく面白く読めた。戦略という言葉が巷では使われているモノの、その実、目標と混同した言葉遣いになっていることがあるのはその通りだと思う。本書のいうように、最優先課題を特定し、そこにリソースを集中させることを戦略と呼ぶのは当たり前だけど、日々の業務を行っていると忘れがちになる。マネージャーポジションであれば、こういった当たり前を当たり前にこなすのが大事なんだろう。ビジョンなどの甘い言葉に負けることなく、目の前の現象を観察し、愚直に課題解決を行っていくのが重要と再認識した。2024/03/10

天乃ジャック

5
ルメルトによる戦略論の最新刊です。個人的意見ですが、「良い戦略~」の方が分かりやすい、という印象です。ただ、要所要所に違った切り口のエッセンスが散りばめられており、新たな気付きとなる箇所も多々ありました。単に目標値を並べたりすることを戦略とする風潮に異を唱えており、具体的に行動し実践することの大切さを再認識させられました。「戦略とは困難な課題を解決するために設計された方針や行動の組み合わせであり、戦略の策定とは、克服可能な最重要ポイントを見きわめて、それを解決する方法を見つける、または考案すること」2024/02/16

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