みずほ銀行システム統合、苦闘の19年史―史上最大のITプロジェクト「3度目の正直」

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みずほ銀行システム統合、苦闘の19年史―史上最大のITプロジェクト「3度目の正直」

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  • サイズ 46判/ページ数 256p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784296105359
  • NDC分類 338.5
  • Cコード C0055

内容説明

「2025年の崖」からの転落を防ぐ秘訣がここにある。

目次

第1部 IT業界のサグラダファミリア、ついに完成す(三十五万人月、四千億円台半ば、巨大プロジェクトはこうして始まった;さらば八〇年代、新システム「MINORI」の全貌;参加ベンダー千社、驚愕のプロジェクト管理;緊張と重圧、一年がかりのシステム移行;次の課題はデジタル変革;「進退を賭けて指揮した」みずほフィナンシャルグループ酒井辰史社長インタビュー)
第2部 震災直後、「またか」の大規模障害(検証、混迷の十日間;重なった三十の不手際;一年をかけた再発防止策)
第3部 合併直後、「まさか」の大規模障害(現場任せが諸悪の根源;無理なシステム統合計画を立案;大混乱の二〇〇二年四月)

著者等紹介

山端宏実[ヤマバタヒロミ]
日経コンピュータ/日経クロステック記者。『日経コンピュータ』『日経情報ストラテジー』、日本経済新聞社企業報道部の記者を経て、2018年4月から現職

岡部一詩[オカベヒトシ]
日経FinTech編集長/日経クロステック記者。大手IT企業を経て日経BP入社。『日経コンピュータ』『日経FinTech』記者を経て、2019年4月から現職

中田敦[ナカダアツシ]
日経コンピュータ/日経クロステック副編集長。『日経Windowsプロ』『日経コンピュータ』などの記者やシリコンバレー支局長を経て、2019年4月から現職

大和田尚孝[オオワダナオタカ]
日経コンピュータ編集長/日経クロステックIT編集長。SEを経て日経BP入社。『日経コンピュータ』や日本経済新聞社の記者を経て2019年4月から現職

谷島宣之[ヤジマノブユキ]
日経BP総研上席研究員。『日経コンピュータ』『日経ウォッチャーIBM版』などの記者、編集委員を経て、2009年に日経コンピュータ編集長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

absinthe

186
IT業界のサグラダファミリアと揶揄された、みずほ銀行のシステム統合と刷新の話。日経コンピュータ編集の本書、俺の言う通りにやらないからこうなるんだと言いたげの論調。現場技術者の苦悩よりもシステムトラブルの裏側を淡々と描写。システムは銀行の業務方針の鏡であるから、システム統合は業務統合と表裏一体の筈だったが、頭取たちはシステムを単に技術の問題と捉えており、システムのデザインを頭に描いていなかった。2020年2月出版だが、この出版後もトラブルは続いている。 2021/09/16

KAZOO

131
この本は日経コンピュータの特集記事を膨らまして本にしたもので、それだけでは足りないので約半分は2002年と2011年のシステム障害についても書かれています。その当時に書かれた詳細な障害分析の本も読んでいるのでいまさらという感がしました。それよりもこのサグラダファミリアが完成した体制や詳しいリスク管理の話をもっと書いてもらいたかった気がします。というのは勘定系システムをゼロから作り上げるというのは本当に大変なことです。他のメガ2行のシステムはすべて片寄せしたのであまり大変ではなかったと思いますが。2020/02/19

かずー

117
みずほ銀行の勘定系システムの二度の大規模障害、長い期間を要した刷新プロジェクトの全貌を解き明かしている。プロジェクトに費やした費用は35万人月、四千億円。とんでもないプロジェクトである。残業、休出していた開発者の苦労を考えるととても辛い。主要ベンダーとして富士通、日立、IBM、NTTデータが参画しているが各社自社製品を売り込もうと必死になりシステム全体を考えていない。お互いのシステムのダメ出し合戦、最悪な状況。経営陣のシステムに関する無知、甘さが失敗要因の1つであるが、ほんとに辞めて欲しい。2021/01/22

R

97
プロジェクトの上流工程よりも、さらに上流、経営判断を含めた情報システムのあり方について考えさせられる一冊。35万人月という、聞いたことないほどの工数をかけて失敗の連続と、後悔と、反省と、ともかく出来上がったという結果は褒めるべきであろうと思うような巨大プロジェクトが描かれている。日本の銀行という、日本の会社組織の粋というか、すべてを凝縮したような業態だからこそのプロジェクト運営の姿が、日本のすべてを見せてくれるようだ。下流のほうのデスマーチも見たかったけど、凄い考えさせられる一冊だ。2020/05/18

えちぜんや よーた

84
具体的な内容はSIerやITベンダーで働いている人でない理解できないと思う。そういう自分も内容はほとんど分からなかった。ただ中身を開いて文章中の小見出しを眺めていくと太平洋戦争末期の日本軍的な臭いが充満していると思う。大して読んでない自分のコメントはここまで。詳しい感想は以下の「市況かぶ全力2階建」さんの記事が参考になると思う。ご興味のある方は下記のリンクをクリックしてください。2020/03/20

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