内容説明
「生理クーラー理論」で世間を驚かせた発明家の頭のなか。
目次
1章 空調服を生み出した思考実験
2章 世界と自分を問い直す思考実験
3章 未来を読むための思考実験
4章 影響力を可視化する思考実験
5章 可能性を見極める思考実験
6章 エネルギーについての思考実験
終章 現実を見るための思考実験
著者等紹介
市ヶ谷弘司[イチガヤヒロシ]
株式会社空調服代表取締役会長、株式会社セフト研究所代表取締役社長。1947年生まれ。1991年にソニーを早期退職後、同年9月に株式会社セフト研究所設立。ブラウン管測定器の販売で赴いた東南アジアで、地球温暖化を一挙に解決する漠然とした思考実験を行い、これがきっかけになり後日エネルギーをほとんど必要としないクーラーを発明、開発準備中に「生理クーラー理論」を着想。この理論を応用した『空調服』を開発し、製造。また、この製造した『空調服』を販売するため、2004年に株式会社ピーシーツービー(現株式会社空調服)を設立する。2005年に株式会社空調服に社名変更し、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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よねも
1
初めの2章くらいは面白かったけど…という印象。無理数の定義とかサッカーの試合結果とか、理屈として正しくないんじゃないかと思ってしまうと、中身が入ってこなかった。すいません。2020/09/22
山口透析鉄
0
空調服自体は重要な発明でしょうが、本文を読んでいると、円周率は無理数(実際は超越数です)といった間違った論調が続いたりで、うーん、kindle unlimitedでなければ読まなかったな、といった本でしたね。この方がちゃんとした編集者の許で新書みたいな本をきちんと書いていたらまただいぶ違っていただろうとも思いますが、本の担当編集者もこういう初歩的なミスを放置しているのでは、出版社もあまり大したことはないのででょうね。 かなり残念な1冊でした。2022/07/16