デジタル・エイプ―テクノロジーは人間をこう変えていく

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デジタル・エイプ―テクノロジーは人間をこう変えていく

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  • サイズ B6判/ページ数 447p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784295402251
  • NDC分類 007.04
  • Cコード C2030

内容説明

世界最高峰の知性が予測する人類の未来。スマホ、ウェブ、AI、医療、経済…人間とは何か?技術は「デジタルなサル」に何をもたらすのか?wwwを共同開発し、オックスフォード大学教授を務めるトップクラスのAI研究者らによる「知」の冒険。

目次

第1章 生物学とテクノロジー
第2章 デジタルなサルの超複雑な生息環境
第3章 デジタルなサルが出現する
第4章 ソーシャルマシン
第5章 人工知能と自然知能
第6章 新しいコンパニオン
第7章 巨大なケモノ
第8章 データという難題
第9章 拡張された知恵

著者等紹介

シャドボルト,ナイジェル[シャドボルト,ナイジェル] [Shadbolt,Nigel]
オックスフォード大学コンピューターサイエンス教授、同大学ジーザス・カレッジ学寮長。オープンデータ研究所会長兼共同創立者。1956年ロンドン生まれ。ティム・バーナーズ=リーと共同で「www」の仕組みを開発。英国を代表するコンピューター科学者で、最先端の人工知能・Webサイエンス研究者の一人。王立協会、王立工学アカデミーならびに英国コンピューター協会にてフェローを務めるほか、英国コンピューター協会では会長も務めた。2013年に科学と工学への貢献により「ナイト」の称号を贈られる

ハンプソン,ロジャー[ハンプソン,ロジャー] [Hampson,Roger]
経済学者・公務員。2016年初めまでロンドンのレッドブリッジ区長を16年間務め、同区はウェブを使ったサービス改革・住民の行政参加・情報公開などにおいて高い評価を得る。長年、社会福祉事業の責任者を務めるとともに、他の評議会や委員会の運営にもあたった。1986年までは経済学者として社会政策を専門とし、ケント大学対人社会サービス研究所の主任研究員などを歴任。現在は地方公共データ委員会のメンバーやオープンデータ研究所の非業務執行理事などを務める

神月謙一[カミズキケンイチ]
翻訳者。東京都立大学人文学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いわにほ

25
デジタルが人類を変えていく✦デジタルな情報は公共財であるべき。GAFAにある個人情報は国家的国際的な資産とすべき。このままだと企業に支配されてしまう。✦様々なサービスに我々の個人情報が分散して管理されている。自分のデータは自分で管理する。市民と企業が対等になる世界を目指そう。2020/01/11

roughfractus02

8
所有からアクセスへという資本主義のIT化の流れは、一点集中という権力機構の組織化を拡散へ転回させたかに見えるが、システム開発するグローバル企業に移行しただけである点を著者たちは指摘する。一方、体毛を捨てた代わりにデジタル化能力を獲得した人類の歴史が、近年急速に変容した点を道具の環境化というユーザー観点で捉え直す本書は、ムーアの法則、ゲノム研究( CRISPRと遺伝子ドライブ)、ソーシャルマシン(Wiki)、ビッグデータの次に来る自己記述データのへ流れが個人情報に向かう点を示唆し、その危険性に警鐘を鳴らす。2019/11/07

anaggma

4
タイトルはキャッチーだが、内容は認知心理学周りのサーベイで、書きっぷりも保守的で読みやすい。 2019/01/05

K

3
AIが意識を獲得する日は当分来ないし、人間の仕事を根こそぎ奪い去ってしまうことも起こりえない。人間の持つ独創性は、今後も新たな仕事を生み出し続けるだろう デジタルなデータは、基本的に公共財とみなすべきである。同時に個人のプライバシーは尊重されなければならない。この2つのバランスをとることが、新しい時代の民主主義を実現するカギとなる 2019/02/12

☆ツイテル☆

2
フライヤー2022/02/24

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