出版社内容情報
読者対象:量子コンピューターの原理やビジネス活用事例を知りたい起業家、経営者層。最新テクノロジーに興味のあるビジネスパーソン。機 械学習系エンジニア。など。
内容説明
量子コンピューターの仕組みから活用事例、導入ノウハウまで幅広く網羅。複雑な計算原理を豊富な図解を用いて丁寧に解説。量子回路を実際に作って計算結果をシミュレートできる実践的な内容。
目次
1 量子コンピューターで変わる社会
2 そもそも「量子」とは?
3 原理からひもとく量子コンピューター
4 量子アルゴリズムの仕組みを知ろう
5 量子コンピューターにできること
6 量子回路を作ってみよう
7 量子アニーリングの原理と使い方
8 量子コンピューターをビジネスに導入する
著者等紹介
湊雄一郎[ミナトユウイチロウ]
東京都生まれ。東京大学工学部卒業。隈研吾建築都市設計事務所を経て、2008年にMDR株式会社設立。2017~19年内閣府ImPACT山本プロジェクトPM補佐を務める。研究分野・テーマはイジングモデルアプリケーション、量子ゲートモデルアプリケーション、各種ミドルウェアおよびクラウドシステム、超電導量子ビット。受賞歴は2008年環境省エコジャパンカップ・エコデザイン部門グランプリ、2015年総務省異能vation最終採択など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶう
8
量子コンピュータで動くプログラムを組むのは従来型コンピュータのマシン語やアセンブラの感覚に近い。コンパイラができ、高級言語環境が整備されなければ敷居が高いと感じた。自分の専門分野である機械学習や画像認識での高速化という面への応用は期待ができる。ハードウェアを自前で準備するのは大変であり、クラウドサービスとしての活用がメインになってくるだろう。現在の暗号技術は従来型コンピュータでの計算では膨大な時間が掛かるから安全という前提。量子コンピュータが実用段階に入ると、暗号技術周りに大きく影響を与えるのは確実。2021/04/02
conegi
6
図書館電子にて。量子自体が説明されても理解しきれず。なんとなくで読んでしまった。ただ、量子コンピューターは従来型の発展形なのではなく、全く異なる形式ということは理解。AIや暗号復号、機械学習には適しているらしい。研究途上ということもあり、研究、業務向けであり、一般層にはまだ直接的には縁はなさそう。Pythonによるサンプルが紹介されていたが、特に近年はPythonのライブラリの充実は凄い。やはり業務で使わなくても、とりあえず押さえておきたい言語だ。2022/08/15
スプリント
6
概念はなんとなくわかりました。仕組みを理解するのはまだまだ勉強が足りないようです。 ただ量子コンピュータが普及する前に新たなセキュリティの仕組みが必要になるということだけが理解できました。2019/06/30
向山 彰彦
5
確かにやさしい筆致、だがかなり読むのにが折れる。ざっと読む感じではなかった。2020/12/11
このこねこ@年間500冊の乱読家
4
⭐⭐⭐ なるほど量子コンピュータってそうやって四則演算するんだー。 なるほどクラウドで使えるんだー。 わかりやすいー。 っと序盤は思っていましたが、中盤から難解すぎて笑いました。 思った以上に実用化されていることには驚き。2020/04/01
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