感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
rinko
35
中学生の八雲と、まだ一課に配属になったばかりで初々しい(？)時代の後藤さんが出会うきっかけとなった事件。一心さんの、奈緒ちゃんを引き取る経緯が悲しすぎます…しかしなんて慈悲深い人なんだろう。惜しい方を亡くしたものだとしみじみ。今よりもさらに可愛いげのない八雲。とんがってます。今はあれでも大分大人になったのだなぁ…。 後藤さんも今より若くて体力気力ありあまっている感じ。幽霊に向かって『怖くねぇぞ！幽霊なんてくそくらえだ！』って…かわいいじゃないか…吹きました。2014/03/30
エンブレムＴ
15
八雲が心霊探偵として事件にかかわるようになった始まりが描かれています。一巻を読んだあと番外編のコチラを読んだのですが、文章が読みやすくなっててビックリ。八雲が晴香に心を開くきっかけになった言葉等、説明不足だったところなんかもさりげなく補足されてしっくりしました。でも、この番外編、影の主役は一心さんですよね！？これから２巻以降のシリーズを読んでいくつもりですが、私は一心さんを中心に読んでしまいそうです。。。2009/10/29
演習家康くん
14
八雲の中学生の時のお話と奈緒ちゃんの物語。ある日「晴香」が一心のもとを訪れ前に聞けなかった「八雲」の話を聞きに来たのがきっかけ。後藤刑事も加わり「初めての事件」を語る。一見すると何事にも関わってないように見える「明美」が事件解決のパーソンであり、明美もまた「赤目の男」の性暴力の被害者。明美からすべてを聞き、すべてを受け入れる一心。彼女の死後に残った奈緒を父親として引き取る。もう一つは家族とはなにか？と考えさせられる話。男に捨てられなければ自分の娘の苦しさが分からないとは人間らしい結末。2013/06/26
緑ドンviva
13
このお話し切なくて泣ける…（つд；*)後半カフェで読んでたらまぢ泣きしそぅだったので即退散…(笑) 家に帰って我慢せず思いっきり読みましたっ!!あぁ・・・。2013/08/14
asa
10
久々の八雲。外伝というか始まりというか中学生の八雲のお話。心を閉ざしまくりの八雲を少しずつ癒していく過程の始まりがここにありました。今は晴香の役目だけど、彼には初恋だったのかな～。奈緒との繋がりに、そして一心の温かさに後藤さんの変わりのなさになんか嬉しくなった作品でもありますね。結局アニメは観なかったけどちょっと気になってきたな～。2011/06/20
