内容説明
たったひとつの空席をめぐって火花を散らすオーディション。その修羅場をくぐり抜けた、オーケストラ・プレーヤーのスーパー・エッセイ。
目次
1 オーディション物語
2 オーケストラに入ったら
3 楽隊、その非日常的日常
4 楽隊ビータ道中記
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
玲
1
一オーボエ吹きとしてオケで演奏する楽しみや苦しみ、プロとして演奏する楽しみや苦しみ、ヨーロッパでの活動足跡、友人関係、難曲で何を考えているかなど、親しみやすい語り口で気楽な読み物に仕上げてある。全てを理解する必要はないしできないことだが、一端を想像することができて、憧れたり、プロでなくてよかったと安堵したり。もっといろんな交響曲を聴きたくなった。2009/08/30
naorosso
0
中公文庫版を読んだ後なので、3章から読んだ。この方の文章は面白い。プロの奏者は大変ですね…2014/10/28