はじめて音楽と出会う本<br> ヤマトンチュのための沖縄音楽入門―はじめて音楽と出会う本

はじめて音楽と出会う本
ヤマトンチュのための沖縄音楽入門―はじめて音楽と出会う本

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  • サイズ B6判/ページ数 184,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784276330801
  • NDC分類 762.199
  • Cコード C1073

内容説明

沖縄の位置を見てみよう。中国までと九州までが同じ距離、東京まではさらに遠い。この地理的環境が、中国、薩摩藩、江戸幕府との外交に欠かせない宮廷音楽を生んだ。また、中国の三弦が沖縄に伝わって三線となり、それが日本本土に伝わって三味線になった。この宮廷音楽が、島歌とともに、生活のなかに息づいているのが沖縄だ。沖縄ポップスは、この豊穣な音楽風土のほんの一面に過ぎないのである。

目次

第1章 沖縄音楽のキーワード
第2章 沖縄の古典音楽
第3章 アジアのなかの三線
第4章 島々の歌

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ソバージュ

6
沖縄音楽の歴史・楽器や歌など詳しく記されており大変興味深く読んだ。琉球時代三線は官僚役人だけが演奏するもので、当時職業演奏家はいなかった。中国から三線の演奏者が大勢渡来していたので広まったが、楽器だけが渡来した日本では、材質や奏法を改良するしかなかった。主にオフビートの音楽なので沖縄人はリズム感が良い等、なるほど~!!2019/09/20

Hiroki Nishizumi

2
参考になった。特に「古典は、御前風、昔節、二揚、口説の四スタイルある。」「昔から伝わるユンタは男女に分かれて交互唱の形式だったのが、一人で歌う芸に変わっていった。」「ユンタやジラバは仕事をしながら歌ったけれども、仕事歌でない」など興味深い内容が多かった。2013/03/15

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