自由の扉―今日から思いっきり生きていこう

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  • サイズ A5判/ページ数 133p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784275008381
  • NDC分類 368.6
  • Cコード C0030

内容説明

レイプ被害を受けることが、いかに衝撃的で痛みに満ちた苦しみの底に人を突き落とすか。本書は、一人のレイプ被害者が、その苦しみの底から、日本における刑事司法制度の限界を感じながらも、社会的・心理的・身体的に支えてくれる社会資源を一つひとつ掘り起こし、どのように自らをエンパワメントしていったのか、回復の道程を克明に記している。

目次

プロローグ 柳の木の下で
序章 自由の旅のはじまり
第1章 底なし沼に落ちて
第2章 暗闇の牢獄からの生還
第3章 被害者の声、被害者の権利
第4章 ドミノ効果
第5章 きずなの大切さ
第6章 沖縄とともに声をあげる
第7章 安全空間作りのためのプラン
第8章 忙しいくらい思いっきり楽しもう!
第9章 今こそ立ちあがる時
エピローグ Yes,I can.「私はできる」宣言―あとがきとして、始動のために

著者等紹介

ジェーン[ジェーン][Jane]
オーストラリアのパース出身。1980年代来日。現在シングルマザーとして東京で子育てをしつつ、国際的な性犯罪被害者支援のNGOと交流を重ね、アドボケーター活動に取り組む。2002年4月神奈川県で米空母「キティホーク」所属の米兵にレイプされ、さらに捜査の神奈川の警察でセカンドレイプにあい、深刻なPTSD(心的外傷後ストレス障害)におちいる。2002年5月性犯罪防止と被害者への支援のため「WARriors JAPAN‐Women Against Rape」設立。2004年11月東京地裁(民事)が犯人に対して損害賠償命令を下すが、裁判中に除隊し日本を出て米国へ戻ってしまったため、現在も命令不履行。2006年6月性犯罪被害者のための組織「Lavender Power USA」と連携し、「Lavender Power JAPAN」を結成。被害者の裁判支援に取り組む。2008年1月「The Lamp Lighters USA」と連携し、「The Lamp Lighters Japan」を結成。性暴力、DVなどの被害者の回復のための支援を行う。2008年3月東京で、米兵による犯罪問題を問うシンポジウムでスピーチ。癒しのアート(Healing through Art)として写真、絵画、作詩などの芸術活動を日々行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

雨巫女。@新潮部

7
《私-図書館》【再読】被害者に対して、あまりにもひどい対応。2021/02/26

雨巫女

1
読み始めるまで、レイプに関する本とは、思いませんでした。しかし、被害者に対してあまりにひどすぎる対応だと思います!2009/09/24

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