情報メディア・スタディシリーズ<br> 情報映像学入門

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情報メディア・スタディシリーズ
情報映像学入門

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  • サイズ A5判/ページ数 254p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784274947162
  • NDC分類 778
  • Cコード C3055

内容説明

本書は現代の情報メディアとしてとりわけ重要視される映像とその表現について、さまざまな側面から理解していくことを目的としています。―映像は我々の知覚にどのような作用を及ぼしているのか。写真や映画の発明など、映像メディアの発展はどのような展開と変容をたどり、我々の文化や生活を変化させてきたか。そして映像メディアが作りだす新たな環境とはどのようなものなのか。―前半は単なるメディア概論ではなく、人間の認知や感覚の問題までを含み総括的な視点から映像学を捉えています。後半では実際の映像制作において必要となる方法論や注意点について、企画、撮影、編集という三つの制作プロセスに分けて考察を行います。

目次

第1章 映像と知覚
第2章 映像のアルケオロジー
第3章 視覚スペクタクルの二〇世紀
第4章 デジタル・メディア
第5章 映像メディアの多様性
第6章 映像と表現
第7章 アニメーション
第8章 映像の企画
第9章 撮影収録
第10章 編集

著者等紹介

佐々木成明[ササキナルアキ]
映像作家/武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科助教授・多摩美術大学情報デザイン学科非常勤講師/彩都IMI大学院スクール講師。武蔵野美術大学大学院視覚伝達デザイン学科修了。メディア・アート作品を国内外の美術館で発表する活動と並行し、ゲーム、デジタルコンテンツ、プロモーションビデオ、CM、舞台作品の映像化や舞台映像演出などの分野でディレクターとして活動。おもなデジタルコンテンツ作品として、3Dデジタルピンボールゲーム『パワーレンジャー・ピンボール』(バンダイ、1996年)、3D絵コンテ作成アプリケーションソフト『ヒエログラフ』(2000年)などがある。おもな展覧会に「ヨーロピアン・メディアアート・フェスティバル」(ドイツ、1990年)、「芸術表現としての場」展(広島市現代美術館、1993年)、「ビデオアートの25年」展(東京都写真美術館、1997年)など、おもな受賞歴として、日本テレビ局長賞、国際ハイビジョンフェスティバルミュージック&ダンス部門グランプリなどがある
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