内容説明
PM2.5、黄砂、光化学スモッグ、酸性雨、スギ花粉、大気汚染のしくみをやさしく図解!
目次
第1章 PM2.5とは?
第2章 大気汚染物質の基礎知識
第3章 大気汚染の世界史、日本史
第4章 大気汚染の観測技術
第5章 国際的な大気汚染への取り組み
第6章 PM2.5と大気汚染から身を守るために
著者等紹介
饒村曜[ニョウムラヨウ]
1951年新潟県生まれ。1973年新潟大学理学部卒業。気象庁に入り、気象庁予報課予報官、企画課調査官を経て、1995年阪神大震災のときは神戸海洋気象台予報課長。その後、気象庁統計室補佐官、企画課技術開発調整官、海洋気象情報室長、和歌山地方気象台台長を経て、現在は著述業として独立。東京図書の高校地学の検定教科書にも参画(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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なつきネコ
10
これはわかりやすい。大気のなにかから、PM2.5の対策まで書かれている。しかし、 大気汚染の歴史は興味深かった。ロンドンスモッグ、トレント溶鉱所事件などはおもしろかった。しかし、別な見方で言うと人類の改善の歴史だった。しかし、中国の大気汚染は今なお続く問題だなと思わせてくれる。毎回、北京オリンピックなみの努力はしてほしいな。隣国としては。2020/06/21
unusb
1
PM2.5と大気汚染について、基礎知識、歴史的背景、観測技術、国際的取り組み、身を守るための方策など、幅広く簡潔にまとめられた一冊。個人的には、大気中の塵が雨を降らせる雲と関係することを述べたところがとても参考になった。また、PM2.5濃度の基準値は、人体への影響の度合いに関わるため、一律に決めることは難しいとのこと。2017/03/11
みっくん
1
分かりやすい。2015/05/30
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- 和書
- くろくまくんのパンケーキ