内容説明
脳実験で快感、商品、サービスを探る。
目次
第1章 回転寿司と眉間のあたり
第2章 回転寿司からゲーム、麻雀、パチンコを考える
第3章 ストレスと旅
第4章 予告と快感をコントロールされると人間は弱い
第5章 「脳の癖」に合わせたサービスが必要だ
第6章 キャラクター商品の脳科学的戦略
著者等紹介
篠原菊紀[シノハラキクノリ]
諏訪東京理科大学共通教育センター教授。学生相談室室長。専門健康心理士。1960年、長野県生まれ。1991年、東京大学大学院教育学研究科博士課程中退。専門は脳システム論、健康教育学。アミューズメント産業、観光産業、教育産業などとの共同研究多数。テレビ、雑誌の仕事もする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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toshi
8
この本が出た頃、著者の研究室に行ったら何冊も有ったので一冊もらって来た。 その時に読んで以来久しぶりに読み返してみた。 ある話題について深く解説するんじゃなくて、別の話にどんどん移っていって、最初の話はどうなったんだと思っていると、ようやく戻ってくるという構成で、詳しく知りたいという欲求には答えてくれないけれど、脳に関する雑学がいっぱいで得した気分になれる。 脳科学に興味の無い人向けの入門書としては、非常に良いかも。2015/05/20
樹999
1
この分野の本に触れたのは初めてだが、結構面白く読めた。中学生くらいの時に流行ったゲームなんかに未だ愛着があったりするのにはちゃんと理由があったのか…。勉強になりました。2011/04/07
J_L_B_459
0
中学高校生向けの科学啓蒙書という位置づけらしいので、あまり目くじらを立てるのもどうかと思うが、危うげな記述が目立つのが気になった。研究歴上いたし方の無いことだが、あまりパチンコネタを強調するのもどうかと思う(対象年齢を考えると尚更)。脳のニューロトランスミッターについての記述もなにやら一方的で断定調だし、疑問を抱くような手法も気になる。「目の輝きを保育師が評価」ってどれだけ客観性があるのか。NIRSは結果を見ながらリアルタイムで計画を修正って、優位な結果が出たら最初からそれを目的に実験したかのように論文を2009/12/02