出版社内容情報
【セールスポイント】
ビジュアルで新鮮な切り口によるわかりやすい教科書
【発刊の目的と内容】
インターユニバーシティは、新鮮な切り口と紙面構成で編集した教科書シリーズ。本書では情報伝送や暗号理論を学ぶうえで必要な知識・事例について、半期2単位のセメスタ制のカリキュラムにあったボリュームとわかりやすい解説により編集した教科書である。各章には囲み記事、演習問題とその略解を設け、できるだけ理解しやすくまとめた。
【購読対象者】
電気・電子・情報系の大学学部学生、高専学生および専門学校生
電気・電子・情報系関連分野の初級技術者
内容説明
本書は、情報通信に関連した内容を扱っているが、ハードウェア機器に関連した技術ではなく、ハードウェア機器がそろえられたときに、その中をどのような形式の情報を流通させれば、効率的かつ安全に信頼度の高い通信が可能かという問題を解説したものである。したがって、通信目的が電話であるか、放送であるか、宇宙通信であるかということではなく、また内容が画像データか音声か文書かといったことでもなく、コンピュータの中で扱われる情報とまったく同様に、離散化され、0、1の系列にされた情報を、効率よくかつ安全に送信するためには、どのような符号化技術が開発され、利用されているかという問題について解説している。第7回日本工学教育協会賞「業績賞」受賞。
目次
1章 情報伝送と符号の理論の学び方
2章 情報量について学ぼう
3章 情報源符号化について学ぼう
4章 通信路符号化について学ぼう
5章 誤り訂正符号について学ぼう
6章 暗号について学ぼう