出版社内容情報
【セールスポイント】
インターネットでのQoSのすべてがわかる!
【発刊の目的と内容】
インターネットの利用が一般化する中で、インターネットのサービス品質(QoS; Quality of Service)の知識が、これからのマルチメディア情報をやり取りするネットワークの設計や利用において必要になっている。本書は、ネットワーク技術者・マネージャを対象に、インターネットでQoSを実現するためのビジネス戦略から実現技術まで最新動向を、標準化の第一線で活躍している技術者が解説している。
【購読対象者】
◎ネットワーク設計および利用技術者、マネージャ
◎大学院生、教員
内容説明
本書の第一の特徴は、QoS技術および標準化の最新の動向を、標準化の第一線で活躍しているエンジニアが解説していることである。第二の特徴は、インターネットでQoSを実現する際に考慮しなければならない問題点を、ビジネス戦略から実現技術まで、極めて広範な視点から論じている点である。第三の特徴は、執筆の時点での最新技術を紹介しているだけでなく、最新情報の(インターネット上の)所在を明記しており、その後の進展のフォローを容易にしている点である。
目次
1章 QoSとはなにか?
2章 ネットワークへのポリシーの実装
3章 QoSとキューイング方式、トラヒックシェーピング、受付制御
4章 QoSとTCP/IP:共通要素を探す
5章 QoSとフレームリレー
6章 QoSとATM
7章 統合サービスアーキテクチャ
8章 QoSとダイヤルアクセス
9章 QoSと将来の可能性
10章 QoSへの最終の考察と観察
11章 QoSとマルチプロトコル企業ネットワーク
著者等紹介
ヒューストン,ジェフ[Huston,Geoff]
オーストラリアインターネットバックボーンシステムに発足当時より携わる。IETFメンバーとして活躍中
ファーガソン,ポール[Ferguson,Paul]
シスコシステムズの技術顧問であり、Internet Engineering Task Force(IETF)で活躍中。専門分野は大規模ネットワークアーキテクチャ、グローバルルーティング、そしてインターネットサービスプロバイダなど
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。