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量子の国のアリス―量子力学をめぐる不思議な物語! (新装版)

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  • サイズ A5判/ページ数 234p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784274066108
  • NDC分類 421.3
  • Cコード C3042

内容説明

少女「アリス」が「量子の国」を旅するなかで体験する不思議な物語をとおして、量子力学の基本的な考え方や概念を紹介しています。日常の世界では理解が難しい量子力学も、アリスが体験するできごととして感覚的、実感的にとらえられます。要所に物理学的な解説を補うコラムや、章末にくわしい注釈が加えられ、理解を深めることができます。

目次

第1章 量子の国へようこそ
第2章 ハイゼンベルク銀行
第3章 力学研究所
第4章 コペンハーゲンスクール
第5章 フェルミ‐ボーズアカデミー
第6章 バーチャルリアリティー
第7章 原子の中の空虚
第8章 ラザフォード城
第9章 粒子の仮面舞踏会
第10章 実験物理学の「遊演知」

著者等紹介

ギルモア,ロバート[ギルモア,ロバート][Gilmore,Robert]
イギリスの物理学者

高橋智子[タカハシトモコ]
専門は科学史・科学技術論。明治大学、茨城大学などの非常勤講師、東北大学大学院国際文化研究科助手を経て、山梨大学大学院医学工学総合研究部助教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たこらった

2
最初に書いてある通り、本書はあくまでも寓話。つまりアナロジーを拡張したもの。ワンダーランドも日常経験とかけ離れてはいるが、クオンタムランドのかけ離れ方はその上をいっちゃってるので、こりゃどうにも歯が立たない。アナロジーが機能しているとは思えないのである。もちろん読者の力量次第ではあろうが、観測問題(コペンハーゲン・スクール)あたりから、もういけない。本当に難しい話というのは譬えられないんじゃなかろうかと、数式もまともに理解できないアホがひとり悔しがるのであった。最後のEPRパラドクスは完全白旗(T_T)。2024/04/04

くりごはん

1
前半は割と良く理解して読めてたけど、後半から本当に難しかった。もっと知識を深めていきたいと思った。2012/09/30

fantamys

0
普通に読み物として読むと超怖いんですが。2017/11/24

けんじ

0
よくわからなくなった(笑)2012/12/13

ハートモーシカ

0
二重スリット、重ね合わせなど、予備知識がある話題についてはそれなりに面白いなと思って読めましたが、知識ゼロの領域になるともー全然イメージできなくて。ミクロの世界は明確なビジュアル化なんてできませんというのが前提だから、読んでるこっちも整合的な全体像は描けず、何だかどんどん分裂していく気分を味わえました。2012/07/15

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