ハッカーと画家―コンピュータ時代の創造者たち

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ハッカーと画家―コンピュータ時代の創造者たち

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  • サイズ A5判/ページ数 266p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784274065972
  • NDC分類 007.3
  • Cコード C3055

内容説明

普通のやつらの上を行け。天才LISPハッカーにして、ソフトウェアベンチャーを成功させた筆者が、ものつくりのセンス、成功するビジネスの秘密、発想を刺激するアイディアを語る。

目次

メイド・イン・USA―アメリカ人が車を作るのが下手なのとソフトウェアを書くのが得意なのは、同じ理由による。だがアップルの存在は、両方を改善してゆけるヒントだ。
どうしてオタクはもてないか―彼らはゲームに乗っていない。
ハッカーと画家―ハッカーは、画家や建築家や作家と同じ、ものを創る人々だ。
口にできないこと―異端的な考えを思い巡らせ、それをどう使うか。
天邪鬼の価値―ハッカーはルールを破ることで勝つ。
もうひとつの未来への道―Webベースソフトウェアは、マイクロコンピュータの登場以来最大のチャンスだ。
富の創りかた―裕福になる最良の方法は富を生み出すことだ。そしてベンチャー企業はその最良の方法だ。
格差を考える―収入の不均一な分布は、広く考えられているほど問題ではないのではないか。
スパムへの対策―最近まで、専門家の多くはスパムフィルタは成功しないと考えていた。この提案がそれを変えた。
ものつくりのセンス―素晴らしいものを創るにはどうすればよいか。
プログラミング言語入門―プログラミング言語とは何か。それはなぜ盛んに話題になるのか。
百年の言語―百年後にはどういうふうにプログラミングをしているだろう。今からでもそれを始められないだろうか。
普通のやつらの上を行け―Webベースアプリケーションでは、自分の使いたい言語を使うことができる。ライバルも同様だ。
オタク野郎の復讐―技術の分野では、「業界のベストプラクティス」は敗北へのレシピだ。
夢の言語―良いプログラミング言語とは、ハッカーがやりたいことをやれる言語だ。
デザインとリサーチ―研究は独自性が必要だ。デザインは良くならなければならない。
素晴らしきハッカー―ほかより飛び抜けて優れたプログラマがいる。そんな素晴らしいハッカーたちはどういう人物なんだろう。

著者等紹介

グレアム,ポール[グレアム,ポール][Graham,Paul]
新しいArc言語の設計者である。最初のウェブベースアプリケーションであるYahoo!Storeを作った。また、現在の多くのスパムフィルタに影響を与えたフィルタリング技術も開発した。ハーバード大学で計算機科学の博士号を取得しており、ロードアイランドデザイン学校(RISD)およびフィレンツェの美術学校で絵画を学んだ

川合史朗[カワイシロウ]
Scheme Arts,L.L.C.代表。1996年東京大学大学院工学系研究科修了、博士(工学)。同年Square L.A.(後のSquare USA)入社。Senior Software Engineerとしてインタラクティブ・リアルタイムCGおよびCGアニメーション製作支援に関する研究開発に携わり、コンソールビデオゲームとフルCGアニメーション映画の製作にも参加。2002年より現職。コンテンツの創作過程を支援する技術や動的プログラミング言語に興味を持ち、関連技術のコンサルティングを行っている。PCのキーボードを打つのに疲れるとピアノの鍵盤に向かう。また、時には地元ホノルルの芝居小屋で舞台に立つ役者にもなる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

マエダ

103
ポールグレアムのエッセイは挑戦的だと言われているらしいがなかなかすごい世界である。本当に優れたプログラマは仕事やお金が最優先ではなくプログラムを心から愛している。プログラマに限ったことではない。2016/08/01

えちぜんや よーた

31
もしも、現代に秦の始皇帝がよみがえったら、 もしも、もう一度、徳川家康が、江戸幕府を作ったら、 たぶん(いや必ず)、「焚書」の対象になります。 そしてポール・グレアムさんは、穴に埋められるでしょう。 "正当な理由のある不服従を許容する空気があることは、 米国の大きな利点になっている" (P58) いや~生まれる時代と国を間違わなくて 良かったと思います。2012/10/28

デビっちん

22
再読。こんな文章を書けるようになりたいとと心底思える本です。物事に対する洞察が深いんですよね。何かを生み出すということに携わっている人は得るものがあると思います。つまり、ほとんどの人に有益だと思います。2018/08/28

イノ

22
腕の良いプログラマーをハッカーと言うらしい。 そんなハッカーな著者のエッセイ。プログラムは勿論、ものづくり、企業と起業家の違い富とお金など観察力がするどく的確にそして面白く書かれている。    個人的には、1章の「どうしてオタクはもてないか」が一番面白く 自分の古傷を思い出しながら楽しく読めた。著者は中学が僕は高校時代が辛かった><    図書館での予約が多く妙に人気がある印象。 刺さる人にはとことん刺さるのでは? 10年くらい前のだけど若い人や起業したい、ものづくりしたいと思う人におすすめ!2016/10/15

baboocon

20
ある方のブログで紹介されていたので読んでみたが、なるほどこれは面白い。ハッカーとはコンピュータに不正アクセスする者ではなく優れたプログラマの意。前半はプログラムを知らない人間が読んでもわかりやすく、刺激的な著者の刺激的な物の見方を味わえる。特に第6章「富の創りかた」は富とは何か、富は分配されるものではなく創り出せるもの、と経済の本質を捉えていてグッときた。後半はプログラミングの専門的な話題中心だが、Lispという言語がよほど好きだというのは伝わってきた。2011/12/18

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