マスタリングTCP/IP入門編 (第3版)

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  • サイズ B5判/ページ数 322p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784274064531
  • NDC分類 547.2
  • Cコード C3055

出版社内容情報

★本書は『書評空間 KINOKUNIYA BOOKLOG』にエントリーされています。

【セールスポイント】
大好評のマスタリングTCP/IPを時代に合わせて大幅に刷新。TCP/IP解説書の決定版!
バイブルと言っても過言ではない!!

【発刊の目的と内容】
インターネット接続のための標準プロトコルであるTCP/IP!
本書は、大ベストセラーの『マスタリングTCP/IP 入門編』を時代に合わせて大幅に新訂、新しいトピックを追加した、改訂第3版。
分かりやすい解説によってTCP/IPを学ぶことで、プロトコル、インターネット、ネットワークについての理解が深まる。

【購読対象者】
TCP/IPを初めて学ぶ方
TCP/IPの利用者
インターネットに利用されるプロトコルについて知りたい方

【詳細目次】
第1章 ネットワーク基礎知識
 1.1 コンピュータネットワーク登場の背景
  1.1.1 コンピュータの普及と多様化
  1.1.2 スタンドアロンからネットワーク利用へ
  1.1.3 コンピュータ通信から情報通信環境へ
  1.1.4 情報ネットワークの役割
 1.2 コンピュータとネットワーク発展の6つの段階
  1.2.1 バッチ処理(Batch Processing)
  1.2.2 タイムシェアリングシステム(TSS)
  1.2.3 コンピュータ間通信
  1.2.4 コンピュータネットワークの登場
  1.2.5 インターネットの普及
  1.2.6 インターネット技術中心の時代へ
  1.2.7 すべての鍵を握るTCP/IP
 1.3 プロトコルとは
  1.3.1 プロトコルがいっぱい!
  1.3.2 パケット交換とプロトコル
  1.3.3 プロトコルを会話で考えると
  1.3.4 コンピュータでのプロトコル
 1.4 プロトコルの標準化
  1.4.1 コンピュータ通信の登場から標準化へ
  1.4.2 標準化
 1.5 プロトコルの階層化とOSI参照モデル
  1.5.1 プロトコルの階層化
  1.5.2 会話で階層化を考えると
  1.5.3 OSI参照モデル
  1.5.4 OSI参照モデルの各層の役割
 1.6 OSI参照モデルによる通信処理の例
  1.6.1 7階層の通信
  1.6.2 セッション層以上での処理
  1.6.3 トランスポート層以下での処理
 1.7 通信方式の種類
  1.7.1 コネクション型とコネクションレス型
  1.7.2 ユニキャスト、マルチキャスト、ブロードキャスト
  1.7.3 回線交換とパケット交換
 1.8 ネットワークの構成要素
  1.8.1 通信媒体とデータリンク
  1.8.2 ネットワークインタフェース
  1.8.3 リピーター
  1.8.4 ブリッジ/レイヤ2スイッチ
  1.8.5 ルーター/レイヤ3スイッチ
  1.8.6 ゲートウェイ

第2章 TCP/IP基礎知識
 2.1 TCP/IP登場の背景とその歴史
  2.1.1 軍事技術の応用から…
  2.1.2 ARPANETの誕生
  2.1.3 TCP/IPの誕生
  2.1.4 UNIXの普及とインターネットの拡大
  2.1.5 商用インターネットサービスの開始
 2.2 TCP/IPの標準化
  2.2.1 TCP/IPという語は何を指す
  2.2.2 TCP/IP標準化の精神
  2.2.3 TCP/IPの仕様書RFC
  2.2.4 TCP/IPプロトコルの標準化の流れ
  2.2.5 RFCの入手方法
 2.3 インターネットの基礎知識
  2.3.1 インターネットとは
  2.3.2 インターネットとTCP/IPの関係
  2.3.3 インターネットの構造
  2.3.4 地域ネットとISP
 2.4 TCP/IPプロトコル階層モデル
  2.4.1 TCP/IPとOSI参照モデル
  2.4.2 ハードウェア(物理層)
  2.4.3 ネットワークインタフェース層(データリンク層)
  2.4.4 インターネット層(ネットワーク層)
  2.4.5 トランスポート層
  2.4.6 アプリケーション層(セッション層以上の上位層)
 2.5 TCP/IP階層モデルと通信例
  2.5.1 パケットヘッダ
  2.5.2 パケットの送信処理
  2.5.3 データリンクを流れるパケットの様子
  2.5.4 パケットの受信処理
  2.5.5 ヘッダはプロトコルの顔

第3章 データリンク
 3.1 データリンクとは
  3.1.1 MACアドレス
  3.1.2 媒体共有型のネットワーク
  3.1.3 媒体非共有型のネットワーク
 3.2 イーサネット(Ethernet)
  3.2.1 イーサネットにはいろいろな種類がある
  3.2.2 イーサネットはCSMA/CD方式
  3.2.3 イーサネットのフレームフォーマット
 3.3 FDDI(Fiber Distributed Data Interface)
  3.3.1 FDDIの特徴
  3.3.2 FDDIのフレームフォーマット
 3.4 ATM(Asynchronous Transfer Mode)
  3.4.1 同期多重と非同期多重
  3.4.2 ATMの特徴
  3.4.3 ATMと上位層
 3.5 PPP(Point-to-Point Protocol)
  3.5.1 PPPとは
  3.5.2 LCPとNCP
  3.5.3 PPPのフレームフォーマット
  3.5.4 PPPoE(PPP over Ethernet)
 3.6 その他のデータリンクプロトコル
  3.6.1 Token Ring
  3.6.2 100VG-AnyLAN
  3.6.3 ファイバーチャネル(Fiber Channel)    1
  3.6.4 HIPPI
  3.6.5 IEEE1394
  3.6.6 IEEE802.11b(無線LAN)
  3.6.7 IEEE802.11a(無線LAN)
  3.6.8 Bluetooth
 3.7 データリンク技術の変化
  3.7.1 スイッチング技術
  3.7.2 ループを検出するための技術
  3.7.3 VLAN(Virtual LAN)

第4章 IPプロトコル
 4.1 IPはインターネット層のプロトコル
  4.1.1 IPはOSI参照モデルの第3層に相当
  4.1.2 ネットワーク層とデータリンク層の関係
 4.2 IPの基礎知識
  4.2.1 IPアドレス
  4.2.2 経路制御(ルーティング)
  4.2.3 データリンクの抽象化
  4.2.4 IPはコネクションレス型
 4.3 IPアドレスの基礎知識
  4.3.1 IPアドレスとは
  4.3.2 IPアドレスはネットワーク部とホスト部から構成される
  4.3.3 IPアドレスのクラス
  4.3.4 ブロードキャストアドレス
  4.3.5 サブネットマスク
  4.3.6 CIDRとクラスレス
  4.3.7 特別なIPアドレス
  4.3.8 IPアドレスは誰が決める
 4.4 経路制御(ルーティング)
  4.4.1 IPアドレスと経路制御(ルーティング)
  4.4.2 経路制御表の集約
 4.5 IPの分割処理と再構築処理
  4.5.1 データリンクによってMTUは違う
  4.5.2 IPデータグラムの分割処理と再構築処理
  4.5.3 経路MTU探索(Path MTU Discovery)
 4.6 ARP(Address Resolution Protocol)
  4.6.1 ARPの概要
  4.6.2 ARPの仕組み
  4.6.3 IPアドレスとMACアドレスは2つとも必要?
  4.6.4 RARP(Reverse Address Resolution Protocol)
  4.6.5 代理ARP(Proxy ARP)
 4.7 ICMP(Internet Control Message Protocol)
  4.7.1 IPを補助するICMP
  4.7.2 主なICMPメッセージ
  4.7.3 そのほかのICMPメッセージ
 4.8 IPマルチキャスト
  4.8.1 同時送信で効率アップ
  4.8.2 IPマルチキャストとIGMP
 4.9 IPヘッダ

第5章 IPに関連する技術とIPv6
 5.1 DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)
  5.1.1 プラグ&プレイを可能にするDHCP
  5.1.2 DHCPの仕組み
 5.2 NAT(Network Address Translator)
 5.3 セキュリティに関する技術
  5.3.1 ファイアウォール
  5.3.2 暗号化
  5.3.3 認証
  5.3.4 IPセキュリティとVPN
 5.4 品質保証とRSVP、MPLS
  5.4.1 品質保証とは
  5.4.2 品質保証の仕組み
  5.4.3 品質制御とMPLS
 5.5 IPv6(IP version 6)
  5.5.1 IPv6が必要な理由
  5.5.2 IPv6の特徴
  5.5.3 IPv6でのIPアドレスの表記方法
  5.5.4 IPv6のアドレスアーキテクチャ
  5.5.5 IPv6のグローバルIPアドレスのフォーマット
  5.5.6 IPv6での分割化処理
 5.6 ICMPv6
  5.6.1 ICMPv6の役割
  5.6.2 近隣探索
 5.7 IPv6のヘッダフォーマット
  5.7.1 IPv6拡張ヘッダ

第6章 TCPとUDP
 6.1 トランスポート層の役割
  6.1.1 トランスポート層とは
  6.1.2 通信の処理
  6.1.3 2つのトランスポートプロトコルTCPとUDP
  6.1.4 TCPとUDPの使い分け
 6.2 ポート番号
  6.2.1 ポート番号とは
  6.2.2 ポート番号によるアプリケーションの識別
  6.2.3 IPアドレスとポート番号とプロトコル番号による通信の識別
  6.2.4 ポート番号の決め方
  6.2.5 ポート番号とプロトコル
 6.3 UDP(User Datagram Protocol)
  6.3.1 UDPの目的と特徴
 6.4 TCP(Transmission Control Protocol)
  6.4.1 TCPの目的と特徴
  6.4.2 シーケンス番号と確認応答で信頼性を提供
  6.4.3 再送タイムアウトの決定
  6.4.4 コネクション管理
  6.4.5 TCPはセグメント単位でデータを送信
  6.4.6 ウィンドウ制御で速度向上
  6.4.7 ウィンドウ制御と再送制御
  6.4.8 フロー制御(流量制御)
  6.4.9 ふくそう制御(ネットワークの混雑解消)
  6.4.10 ネットワークの利用効率を高める仕組み
  6.4.11 TCPを利用するアプリケーション
 6.5 リアルタイム通信とRTP
  6.5.1 リアルタイム通信とは
  6.5.2 RTPとRTCP
 6.6 UDPヘッダフォーマット
 6.7 TCPヘッダフォーマット

第7章 ルーティングプロトコル(経路制御プロトコル)
 7.1 経路制御(ルーティング)とは
  7.1.1 IPアドレスと経路制御
  7.1.2 スタティックルーティングとダイナミックルーティング
  7.1.3 ダイナミックルーティングの基礎
 7.2 経路を制御する範囲
  7.2.1 インターネットにはさまざまな組織が接続されている
  7.2.2 自律システムとルーティングプロトコル
  7.2.3 EGPとIGP
 7.3 経路制御アルゴリズム
  7.3.1 距離ベクトル型(Distance-Vector)
  7.3.2 リンク状態型(Link-State)
  7.3.3 主なルーティングプロトコル
 7.4 RIP(Routing Information Protocol)
  7.4.1 経路制御情報をブロードキャストする
  7.4.2 距離ベクトルにより経路を決定
  7.4.3 サブネットマスクを利用した場合のRIPの処理
  7.4.4 RIPで経路が変更されるときの処理
  7.4.5 RIP2
 7.5 OSPF(Open Shortest Path First)
  7.5.1 OSPFはリンク状態型のルーティングプロトコル
  7.5.2 OSPFの基礎知識
  7.5.3 OSPFの動作の概要
  7.5.4 階層化されたエリアに分けてきめ細かく管理
 7.6 BGP(Border Gateway Protocol)
  7.6.1 BGPとAS番号
  7.6.2 BGPは経路ベクトル

第8章 アプリケーションプロトコル
 8.1 アプリケーションプロトコルの概要
 8.2 DNS(Domain Name System)
  8.2.1 IPアドレスを覚えるのはたいへん
  8.2.2 DNSの登場
  8.2.3 ドメイン名の構造
  8.2.4 DNSによる問い合わせ
  8.2.5 DNSはインターネットに広がる分散データベース
 8.3 WWW(World Wide Web)
  8.3.1 インターネットブームの火付け役
  8.3.2 WWWの基本概念
  8.3.3 URL(Uniform Resource Locator)
  8.3.4 HTML(HyperText Markup Language)
  8.3.5 HTTP(HyperText Transfer Protocol)
 8.4 電子メール
  8.4.1 電子メールの仕組み
  8.4.2 電子メールアドレス
  8.4.3 MIME(Multipurpose Internet Mail Extensions)
  8.4.4 SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)
  8.4.5 POP(Post Office Protocol)
  8.4.6 IMAP(Internet Message Access Protocol)
 8.5 遠隔ログイン(TELNET)
  8.5.1 TELNETの仕組み
 8.6 ファイル転送(FTP)
 8.7 NFS(Network File System)
 8.8 ネットワーク管理
  8.8.1 SNMP(Simple Network Management Protocol)
  8.8.2 MIB(Management Information Base)
  8.8.3 RMON(Remote Monitoring MIB)
  8.8.4 SNMPを利用したアプリケーションの例
 8.9 LDAP(Lightweight Directory Access Protocol)

第9章 物理層、伝送媒体と公衆通信サービス
 9.1 0と1の符号化
 9.2 コンピュータを結ぶ通信媒体
  9.2.1 同軸ケーブル
  9.2.2 ツイストペアケーブル(より対線)
  9.2.3 光ファイバーケーブル
  9.2.4 無線
 9.3 公衆通信サービス
  9.3.1 アナログ電話回線
  9.3.2 ISDN(Integrated Services Digital Network)
  9.3.3 携帯電話、PHS
  9.3.4 ADSL
  9.3.5 ケーブルテレビ
  9.3.6 専用回線(専用線)
  9.3.7 X.25(公衆パケット交換サービス)
  9.3.8 フレームリレー(Frame Relay)
  9.3.9 IP-VPN
 9.4 インターネットへの接続形態
  9.4.1 ダイアルアップ接続
  9.4.2 常時接続
  9.4.3 一時的なIPアドレスと恒久的なIPアドレス
  9.4.4 NAT(NAPT)によるインターネット接続
  9.4.5 インターネットに接続するときの注意点
  9.4.6 ファイアウォールを利用したインターネット接続
  9.4.7 アプリケーションゲートウェイの利用
 9.5 IPv6と未来のネットワーク
  9.5.1 NAT(NAPT)とアプリケーションゲートウェイの問題点
  9.5.2 IPv6になると何が変わる
  9.5.3 IPv6時代のネットワーク
★本書は『書評空間 KINOKUNIYA BOOKLOG』にエントリーされています。

付 録
 付.1 インターネット上の便利な情報
 付.2 クラスフルでのアドレス
  付.2.1 クラスA
  付.2.2 クラスB
  付.2.3 クラスC
 付.3 TCP/IP基礎用語集

 索 引

  

内容説明

本書は、TCP/IPをわかりやすく知ってもらうための入門書である。TCP/IPというものの位置付け、発展した過程、基礎技術、TCP/IPを利用した通信サービスなどを、必要な知識に絞って解説。また、基本的な技術に焦点をあてて説明を行っている。

目次

第1章 ネットワーク基礎知識
第2章 TCP/IP基礎知識
第3章 データリンク
第4章 IPプロトコル
第5章 IPに関連する技術とIPv6
第6章 TCPとUDP
第7章 ルーティングプロトコル(経路制御プロトコル)
第8章 アプリケーションプロトコル
第9章 物理層、伝送媒体と公衆通信サービス

著者等紹介

竹下隆史[タケシタタカフミ]
1965年生まれ。ネットワンシステムズ株式会社シニアエキスパート

村山公保[ムラヤマユキオ]
1967年生まれ。倉敷芸術科学大学産業科学技術学部ソフトウエア学科助教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まげりん

0
ド素人の私が読んでもわかりやすかった。2013/04/20

0
TCP/IPを勉強する上での良書といえる.どちらかと言うと勉強より研究する人向けかな.2012/05/16

motohide

0
今の会社のポスト(システム管理者)の礎になっています。

baskei0130

0
網羅的に学べる。よき2021/08/26

Yuki

0
見た目に反して、とても読みやすかった。私のような情報系初心者でも、インターネットがどのようなシステムのもとに成り立っているのか、仕組みを理解することができた。単なる情報の羅列ではなく、「何故このような決まりになっているのか」「なぜこうでなくてはいけないのか」といった理由ベースで説明されているので、頭に入ってきやすかった!2019/10/24

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