Visual C++6.0によるCOMプログラミング

Visual C++6.0によるCOMプログラミング

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  • サイズ B5判/ページ数 392p/高さ 24cm
  • 商品コード 9784274063176
  • NDC分類 007.64
  • Cコード C3000

出版社内容情報

【セールスポイント】
COMはWindowsプログラミングの重要なテクノロジー

【発刊の目的と内容】
WindowsプログラミングではCOM(Componet Object Model)は不可欠である。しかし、COMプログラミングは初心者にとって難しいものである。本書はCOMを作る上で必要なATLやネイティブなCOMについて、これからCOMをはじめる人にもわかりやくまとめた。

【購読対象者】
COMプログラミングをはじめようという人
Visual C++ 6.0ユーザー
ATLに興味のある人

【詳細目次】
1 章 COMプログラミングに必要なC++の知識
1.1 COMプログラミングとATLを理解するために必要なC++の知識
1.2 多重継承
1.2.1 多重継承のサンプルプログラムの作成
1.2.2 Polymorph.cppの検証
1.3 テンプレート
1.3.1 テンプレートが必要になる理由
1.3.2 テンプレートの基本
1.3.3 関数テンプレート
1.3.4 定数のパラメータ化

2 章 COMの概要
2.1 COMの概要
2.1.1 バイナリ互換(言語非依存)
2.1.2 位置透過性
2.2 IUnknownとIDispatch
2.2.1 COMの動作原理とインターフェイス
2.2.2 GUID
2.2.3 プログラムID
2.2.4 IUnknown
2.2.5 IUnknownの詳細とCOMの動作原理
2.2.6 CoCreateInstanceとクラスファクトリ
2.2.7 IDispatch
2.2.8 デュアルインターフェイス
2.3 BSTR型とVARIANT型
2.3.1 BSTR型
2.3.2 VARIANT型
2.3.3 SAFEARRAY
2.4 IDLファイル
2.4.1 基本的な構造
2.4.2 文字列
2.4.3 typedef
2.5 包含と集約
2.5.1 包含
2.5.2 集約
2.5.3 包含と集約のまとめ

3 章 ATLの基本
3.1 ATLの概要
3.2 ATLとMFCとの比較
3.3 ATLとVisual Basicとの比較
3.4 ATLのIUnknownサポート
3.5 CComPtrとCComQIPtr
3.5.1 CcomPtr
3.5.2 CComQIPtr
3.6 CComBSTRとCcomVariant
3.6.1 CComBSTR
3.6.2 CComVariant
3.7 ATLオブジェクトの作成方法
3.7.1 AppWizardとATLオブジェクトウィザード
3.7.2 MFCプロジェクトにATLオブジェクトを追加する方法
3.8 ATLオブジェクトウィザードで作成できるオブジェクト
3.8.1 ATLオブジェクトウィザードで作成できるすべてのオブジェクトの概要
3.8.2 ATLオブジェクトウィザードで作成できる主なオブジェクトの詳細

4 章 オートメーションの基本
4.1 オートメーションの概要
4.2 ATLのオートメーションサポート
4.3 オートメーションの簡単なサンプルの作成
4.3.1 コードコンポーネントの作成
4.3.2 Visual Basicによるクライアントの作成
4.4 IErrorInfoを使ったエラー情報の渡し方
4.5 ATLのエラー情報サポート
4.6 エラー情報をサポートしたコンポーネントの作成
4.6.1 コンポーネントの作成
4.6.2 Visual Basicによるクライアントの作成
4.6.3 HTMLによるクライアントの作成
4.6.4 VBScript (Windows Scripting Host上で動作する)クライアントの作成
4.6.5 Visual C++によるクライアントの作成
4.7 コンポーネントの包含
4.7.1 コンポーネントの作成
4.7.2 Visual Basicによるクライアントの作成
4.7.3 VBScriptによるクライアントの作成
4.7.4 Visual C++によるクライアントの作成
4.8 コンポーネントの集約
4.8.1 コンポーネントの作成
4.8.2 Visual Basicによるクライアントの作成
4.8.3 Visual C++によるクライアントの作成

5 章 高度なコードコンポーネント~階層化オブジェクト、コレクション
5.1 階層化オブジェクト
5.1.1 コンポーネントの作成
5.1.2 Visual Basicによるクライアントの作成
5.1.3 VBScriptによるクライアントの作成
5.1.4 Visual C++によるクライアントの作成
5.2 コレクション
5.2.1 コンポーネントの作成
5.2.2 Visual Basicによるクライアントの作成
5.2.3 VBScriptによるクライアントの作成
5.2.4 Visual C++によるクライアントの作成
5.3 PIMコンポーネントの作成
5.3.1 PIMコンポーネントの構造
5.3.2 コンポーネントの作成
5.3.3 クライアントの作成

6 章 接続可能オブジェクトとイベント
6.1 接続可能オブジェクトの概要
6.1.1 IconnectionPointContainer
6.1.2 IconnectionPoint
6.1.3 IProvideClassInfo2
6.2 ATLの接続可能オブジェクトサポート
6.3 サンプルプログラムの作成
6.3.1 接続可能オブジェクトをサポートするコンポーネントの作成
6.3.2 Visual Basicによるクライアントの作成
6.3.3 Visual C++によるクライアントの作成~ディスプインターフェイスの利用
6.3.4 Visual C++によるクライアントの作成~デュアルインターフェイスの利用
6.4 サンプルプログラムの作成~別の実装方法
6.4.1 コンポーネントの作成
6.4.2 Visual C++によるクライアントの作成

7 章 ActiveXコントロール
7.1 ActiveXコントロールの概要
7.2 ATLのActiveXコントロールサポート
7.2.1 透過コントロール
7.2.2 GDIとCComControl::OnDraw
7.2.3 プロパティの永続化
7.2.4 プロパティページ
7.2.5 ActiveXコントロールの接続可能オブジェクト
7.3 サンプルプログラムの作成
7.3.1 簡単なActiveXコントロールの作成
7.3.2 Visual Basicによるコンテナの作成 - 1
7.3.3 プロパティページの追加
7.3.4 接続可能オブジェクトのサポートの追加
7.3.5 Visual Basicによるコンテナの作成 - 2
7.3.6 HTMLによるコンテナの作成

8 章 高度なActiveXコントロール~プロパティバッグ、列挙型のプロパティ、アンビエントプロパティ、非同期ダウンロードなど
8.1 コントロールの安全性 8.2 サンプルプログラムの作成
8.3 プロパティバッグ(プロパティの永続化 - 2)
8.4 バージョン情報ダイアログボックス
8.5 アンビエントプロパティ
8.6 列挙型のプロパティ
8.7 プロパティのカテゴライズ
8.8 サンプルプログラムの作成
8.8.1 RoundRectコントロールの更新
8.8.2 Visual Basicによるコンテナの作成
8.8.3 HTMLによるコンテナの作成
8.9 複合コントロール
8.10 非同期ダウンロード
8.11 サンプルプログラムの作成
8.11.1 非同期ダウンロードをサポートしたActiveXコントロールの作成
8.11.2 HTMLによる動作確認

9 章 Visual C++のCOMサポート
9.1 Visual C++のネイティブCOMサポート
9.1.1 #importディレクティブ
9.1.2 スマートポインタ
9.1.3 BSTR型のラッパークラス
9.1.4 VARIANT型のラッパークラス
9.1.5 エラー処理
9.2 サンプルプログラムの作成
9.2.1 HelloCompのクライアント作成
9.2.2 AggrTestのクライアント作成

付録
付録A DCOMとMicrosoft Transaction Sever、COM+
付A-1 DCOMとMicrosoft Transaction Server、COM+
付A-2 Microsoft Transaction Server
付A-3 COM+
付A-4 あらためてCOM
付録B 参考資料@391

索引

TIP
WindowsのMS-DOSプロンプト
クラスファクトリの名前
マーシャリングとスレッドモデル
MFCとAppWizardの[オートメーション]の設定
クライアント作成環境としてのVisual BasicとVisual C++
VCCli.cppのトリック
HelloEvのクライアントをMFCで作った理由

内容説明

COMプログラミングは必要ですか?Visual BasicとVisual C++ではどちらがCOMを作るのによいでしょうか?回答はこの本にあります。

目次

1章 COMプログラミングに必要なC++の知識
2章 COMの概要
3章 ATLの基本
4章 オートメーションの基本
5章 高度なコードコンポネント―階層化オブジェクト、コレクション
6章 接続可能オブジェクトとイベント
7章 ActiveXコントロール
8章 高度なActiveXコントロール―プロパティバッグ、列挙型プロパティ、アンビエントプロパティ、非同期ダウンロードなど
9章 Visual C++のCOMサポート