出版社内容情報
【セールスポイント】
量子力学への扉を開く、アリスの不思議な物語！
【発刊の目的と内容】
本書は、現代自然科学の基礎である量子力学の考え方や概念について、「アリス」という少女が「量子の国」を旅する中で体験する不思議な現象を通じて解く入門書。日常の世界では一般に理解が困難な概念も、物語の中でアリスが体験する量子の世界のできごととして感覚的に捉えることができる。
要所に物理的な解説を補うコラムが挿入されている。さらに章末に「ノート」として、より詳しい注釈が付加されており、理工学系学生の理解を深める工夫がされている。‘ALICE IN QUANTUM LAND’の翻訳書。
【購読対象者】
物理学を学ぶ、あるいはこれから学ぼうとしている学生
現代物理学の成果に興味のある方
目次
第１章 量子の国へようこそ
第２章 ハイゼンベルク銀行
第３章 力学研究所
第４章 コペンハーゲンスクール
第５章 フェルミ‐ボーズアカデミー
第６章 バーチャルリアリティー
第７章 原子の中の空虚
第８章 ラザフォード城
第９章 粒子の仮面舞踏会
第１０章 実験物理学の「遊演知」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yushi Takahashi
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数年前に購入したまま放置していましたが,祝日を利用してがんばって読了。生物系の僕には量子力学は難しすぎです。ただ非常に丁寧に説明してくれるのでわかったような気にはなれました。挿絵がきれい。2011/11/05
朝ですよね
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量子力学のユニークな入門書。難解で一見すると信じがたいような量子力学の世界に対してイメージを与えてくれます。アナロジーは物事を理解する助けになります。ただ、内容が簡単なわけではありません。2018/02/18
