3次元映像の基礎

3次元映像の基礎

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  • サイズ A5判/ページ数 240p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784274034565
  • NDC分類 548
  • Cコード C3055

出版社内容情報

【セールスポイント】
3次元映像システム基礎から実際まで、すべてがわかる

【発刊の目的と内容】
人間の感性に訴える放送システムとして、3次元テレビジョンに対する期待が高まっている。現在、立体像の再生が放送や通信のシステムに馴染むものかどうかも含めて、基礎的な3次元映像や音声の受容メカニズムを解明している段階である。本書は、この3次元映像システムについて、その基礎となる立体視の基本的性質から、システムの所用条件、さらには番組/ソフト制作技術、音声を含めたシステム化技術に至るまで、最新の研究成果をもとにまとめたものである。

【購読対象者】
画像・ヒューマンインタフェース、メディア関連の技術者・研究者から、それらを目指す学生の方

【詳細目次】
1章 3次元映像の歴史♂1・1 平面から立体へ♂1・2 立体映画(動画立体の時代)♂1・3 立体テレビジョン♂1・4 ホログラフィ♂参考文献♂2章 立体視のしくみ♂2・1 奥行きの知覚にかかわる種々の要因♂2・2 両眼視の性質♂2・3 両眼視の成立条件♂2・4 奥行き知覚の周波数特性♂2・5 運動視差や画像条件とのかかわりなど♂2・6 大きさの恒常性♂参考文献♂3章 3次元画像システムの設計♂3・1 3次元画像システムの基礎的所用条件♂3・2 3次元画像の評価方法♂3・3 3次元画像の表示方法と視覚特性♂参考文献♂4章 番組制作と映像ソフト♂4・1 番組制作システム♂4・2 番組制作と心理効果♂4・3 番組制作の実際♂参考文献♂5章 立体画像の情報処理♂5・1 立体画像からの奥行き抽出♂5・2 立体映像の再構成♂5・3 3次元映像の符号化♂参考文献♂6章 3次元画像表示技術♂6・1 3次元画像表示の分類♂6・2 立体画像のディスプレイ♂6・3 3次元画像ディスプレイ♂6・4 ホログラフィクディスプレイ♂参考文献♂7章 3次元音響再生♂7・1 立体映像と3次元音響♂7・2 音と聴覚の性質♂7・3 音の伝搬♂7・4 視覚の影響♂7・5 2チャンネルステレオ♂7・6 マルチチャンネルステレオ♂7・7 スピーカアレイによる音像の遠近制御♂参考文献♂8章 3次元映像システムの応用♂8・1 通信・放送への応用♂8・2 バーチャルリアリティへの応用♂8・3 教育・医療への応用♂8・4 娯楽への応用♂参考文献♂9章 これからの3次元映像技術♂9・1 内外の研究動向と残された課題♂9・2 マルチメディアと3次元映像♂9・3 感性情報処理と3次元映像♂索引

内容説明

21世紀の映像表現を科学する。立体視のメカニズムからディスプレイ、映像ソフト制作技術まで、3次元映像・音響の最新の研究成果を総合的に解説。

目次

1章 3次元映像の歴史
2章 立体視のしくみ
3章 3次元画像システムの設計
4章 番組制作と映像ソフト
5章 立体画像の情報処理
6章 3次元画像表示技術
7章 3次元音響再生
8章 3次元映像システムの応用
9章 これからの3次元映像技術