出版社内容情報
【セールスポイント】
3次元画像表示技術の現状から将来までを、最新の研究成果をもとに詳しく解説
【発刊の目的と内容】
人間の視覚システムのなかの立体視メカニズムに注目し、画像と人間との関わりの観点に立って広い視野から解説する実務書。
視覚システムの基本特性や立体視のメカニズム、3次元画像認識と人間の諸感覚との関係を中心に、3次元画像表示技術の現状から将来にわたるまでを、最新の研究成果をもとにまとめる。
【購読対象者】
・3次元画像システムの設計・開発に携わる技術者
・視覚メカニズムの研究に携わる研究者,大学院生
内容説明
本書では、眼科学、生理学、心理学、光学、画像工学などの広い分野の研究者が協力して、3次元画像の表示に伴う視覚疲労や人体に及ぼす影響などについて多角的に解説し、人にやさしい3次元画像表示システムの所要条件を明らかにした。
目次
1章 立体視研究の歴史
2章 立体視の基礎特性
3章 視機能から見た3次元画像
4章 3次元画像と視覚負担
5章 脳波・脳電図から見た3次元画像
6章 3次元画像が平衡感覚、方向感覚、運動感覚に与える影響
7章 3次元画像と感覚統合
8章 3次元画像と感性情報
9章 3次元画像表示とヒューマンファクタ
10章 3次元画像表示技術
著者等紹介
矢野澄男[ヤノスミオ]
1977年電気通信大学応用電子工学科卒業。1993年工学博士。現在、NHK放送技術研究所ヒューマンサイエンス研究部
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