内容説明
1804年、13歳で書店兼製本屋の師弟となり、そこで出会った本をきっかけに科学の道を志す。電気と磁気の科学の開拓者としての数々の発見とともに、『ロウソクの科学』としていまも読みつがれるクリスマス講演などを立ちあげ、市民や子ども向け科学講演の基礎をつくったファラデーの業績と生涯。
目次
第1章 科学の劇場
第2章 ファラデーのルーツ
第3章 ロンドン―製本屋の徒弟
第4章 王立研究所員
第5章 初期の化学実験
第6章 電磁気学研究の開始
第7章 化学を語る
第8章 電気、そして磁気の本格的研究
第9章 電磁気学―「神の庭で遊ぶ」
第10章 晩年
著者等紹介
ギンガリッチ,オーウェン[ギンガリッチ,オーウェン][Gingerich,Owen]
ハーヴァード大学教授(天文学・科学史)。スミソニアン天文物理観測所上級名誉天文学者。2006年夏のIAU(国際天文学連合)惑星定義委員会では議長を務めた
ラッセル,コリン・A.[ラッセル,コリンA.][Russell,Colin A.]
化学者。イギリスのオープン・ユニバーシティ(1970年に自ら創設)の科学技術史学部の名誉教授・客員教授。多くのテレビ、ラジオ放送に出演し、物理・化学史に関する広範な著作がある。1990年、化学史にたいするすぐれた貢献により、米国化学会からデクスター賞を授与される
須田康子[スダヤスコ]
秋田県生まれ。学習院大学文学部ドイツ文学科卒。コンピュータマニュアルのライターなどを経て、1988年よりドイツ語、のちに英語の翻訳活動を開始。現在おもに電子・通信技術分野の英訳にたずさわる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ユビヲクワエルナマケモノ
hachiroeto
びいたな
Aleixo
朔麻