知識人と大衆―文人インテリゲンチャにおける高慢と偏見1880‐1939年

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  • サイズ B6判/ページ数 283,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784272430567
  • NDC分類 361.84
  • Cコード C0010

内容説明

知識人は大衆の側に立ちうるか。「大衆文化」隆盛の時代における、知識人の隠された不安と憎悪をえぐりだし、イギリス文芸評論界に大激論を巻き起こした衝撃の書。

目次

第1部 論題(大衆の反逆;大衆を書き変える;郊外と事務系労働者;生まれながらの貴族たち)
第2部 事例研究(ジョージ・ギッシングと教育不可能な大衆;人々を排除するH.G.ウェルズ;H・G・ウェルズに対抗するH・G・ウエルズ;深い溝を狭める―アーノルド・ベネット;ウィンダム・ルイスとヒットラー)

著者等紹介

東郷秀光[トウゴウヒデミツ]
1935年2月栃木県に生まれる。1957年東北大学文学部英文学科卒業。1965年東京教育大学大学院博士課程(英語・英文学専攻)中退。慶応義塾大学名誉教授。現在、明海大学外国語学部教授。著書に『How Life Goes』(光陽出版)、共著に『英米文学 名作への散歩道 イギリス篇2』(三友社出版)、『なぜ「日陰者ジュード」を読むか』(英宝社)その他がある
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