ランダムハウス講談社文庫
グルメ警部キュッパー

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  • サイズ 文庫判/ページ数 495p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784270101582
  • NDC分類 943
  • Cコード C0197

内容説明

大富豪インカが何者かに殺された。事件を担当するのは、いつも料理のことばかり考えている警部キュッパー。殺害現場の食べ物もつまみ喰い。容疑者を相手にレシピの交換。刑事としては優秀だけれど、こと料理となると盲目に。そんな彼が、味音痴の部下と一緒に難事件解決に挑む!ビアホールで呑むケルン名物ケルシュ、美人秘書の焼く魅惑のタルト・タタン…。美味しい料理とドイツ・ケルンの魅力たっぷりのグルメ・ミステリ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Richard Thornburg

29
感想:★★★★  私の見聞きしていた前評判は最高か最低かの極端に分かれていたので、どんな内容なのかと思っていたのですが、私はとても面白いと思いました。  主人公はケルン警察の警部「ロマヌス・キュッパー」。  刑事としての腕はピカ一なんですが、料理に関してはかなりのグルメ。  しかも料理を食べるだけではなく自分で料理もするというこだわりの一面も。  裏表紙の説明にもあるとおり「殺人現場の食べ物をつまみ喰い」をしたり「容疑者とレシピの交換」をしたりしちゃってます。  2021/12/30

ジュール リブレ

19
期待しないで読んだのだけれど、案外、いけるミステリー。 ドイツらしく謎解きがていねいすぎるくらいていねい。恋愛に不器用なのもゲルマンらしい…2010/10/29

そら@真面目にダイエット中

10
面白いと普通の真ん中、って感じだった。馴染みのない料理のレシピ、日本で材料揃うのかなぁ。2022/01/31

9
ちと苦手でした。面白いんだけど…。2013/10/19

Tetchy

9
どうもこの作家の文章は私には合わないように感じた。一番感じるのは、ウィットやユーモアがこちらに頭に浸透してこない事。ではミステリとしてはどうかというと、2つの殺人事件が起き、この真相はなかなかに入り組んでおり、なるほどとは感じた。さて題名に「グルメ警部」と謳われているように、主人公キュッパーは美味い物に目がないが、この手の作品にありがちな料理に関する薀蓄が展開されるわけでもないため、際立って美食家であるという印象は受けない。むしろ、普通に美味い物が好きで料理も出来る男が警部だったというのが正確だろう。2010/05/10

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