ランダムハウス講談社文庫
桃のデザートには隠し味―お料理名人の事件簿〈1〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 378p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784270101438
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

桃の産地として名高いテキサス州の田舎町。今年もまた甘酸っぱい桃の香りが町中に満ちて、恒例のピーチ・フェスティバルが開催された。目玉はなんといっても、桃料理コンテスト。今年こそ絶対に優勝!と、お料理名人のフィリスは新作のピーチ・コブラーを作って出場。ところが審査員長がコブラーを口にしたとたん、急死してしまい…!?定年した教師ばかりが集う不思議な下宿で、女主人フィリスが新作レシピと難事件に挑む!料理自慢のシリーズ第1弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ねむねむあくび♪

68
図書館の本。時々、コージーミステリが無性に読みたくなるが、読んで後悔する事も度々ある…( ̄ー ̄)甘ったるい女主人公に、わざとらしい展開、ぐいぐい挟まれるレシピに辟易する時も。でも、この作品は定年退職した教師のシニア世代♪(^-^)別の作家さんの、おばちゃまはスパイシリーズを思い出す。事件に首を突っ込んで痛い目にあうのも、悲しい結末も、リアルで良かった。2015/11/04

ごへいもち

38
特になんということもないコージーだけど主要登場人物にあまりクセがなくて読みやすかった。訳もいいのかも。寝る前の読書にこのシリーズ2017/01/09

みみずく

24
夫に先立たれた元教師のフェリス。彼女の家を下宿として開放し、長年の教師仲間三人と暮らしている。フェリスは、アメリカ南部の保守的な女性で、常識的な教師という感じ。その友達は毒舌のキャロリン、惚れっぽいイヴ、奉仕精神に富んだマティ。そこへ控えめで諸々弁えた男サムが仲間入り。最初はレシピコンテストをめぐってのキャロリンとフェリスの応酬に辟易としたけど、作品を通してみると長年の付き合いがあってのやりとりだと思えて何だかしみじみとした。(続く→2016/04/07

きつねこ

24
初めて読んだシリーズ。読メで出会いました。海外ミステリーでもおばあちゃんモノは安心してよめますね。美味しい食べ物が登場するならなおのこと。もと教員ばかりの下宿に感じよい男性が一人混ざってきたってのもそそられる設定です。肝心の物語のほうもおばあちゃんの友達を想うパワ~もあいもってなかなかの展開。あと四冊、追いかけてみようかなっと!2014/09/10

ペルー

22
面白かったし、読みやすかった。登場人物も個性的で、犯人も途中までわからず、謎解き部分も面白かった。退職教諭が主人公だけど、超高齢化社会、これからはシニアが活躍する時代と感じた。続きも読もう!2015/11/02

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