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ランダムハウス講談社文庫
幸福論

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  • サイズ 文庫判/ページ数 198p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784270101315
  • NDC分類 186.9
  • Cコード C0170

内容説明

元格闘家の須藤元気が、四国お遍路を巡った旅行記。愛読書である司馬遼太郎の「空海の風景」をもとに、徒歩と自転車で四国を回り、その先々で感じたこと、自分自身のことをありのままに執筆。文庫化にあたり、著者自ら選んだ写真と今の気持ちをつづった書き下ろし原稿を新たに収録。

目次

序章 Prologue
第1章 The Long And Winding Road
第2章 Honesty
第3章 Never Mind
第4章 Time To Say Goodbye
終章 Epilogue
あとがき Postscript

著者等紹介

須藤元気[スドウゲンキ]
1978年東京生まれ。格闘家として活躍していたが、2006年12月31日、突如リング上で引退を表明。現役中に役者、モデル、書道展入選や著書「風の谷のあの人と結婚する方法」がベストセラーになるなどマルチな才能を発揮。引退後も「神はテーブルクロス」、「レボリューション」を執筆しベストセラーになっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

サチオ

7
トリッキーなスタイルで活躍した彼だが、リングの外の方がより多彩でトリッキーだと気付く。四国八十八ヶ所巡礼の体験記であるこの本で、彼の根底にあるものが垣間見れたかな。何を持つかではなく何を置いていくか、欲するならとるのではなくまずは人に与える、言葉のエネルギーは物質化するとの見方からお遍路中「ありがとう」を声に出し続けるなど、人生における幸福に繋がるヒントをたくさんもらった。やはり、過去も現代も突き詰めれば大切なモノは無償の奉仕や感謝に行くつくのかもしれませんね。彼の為す事は面白い!2011/11/05

sasuke

5
「他人を変えようとするのではなく、まず自分を変える。」(p.37)「人生何を手に入れるかではなく何を手放すか」(p.170)といった言葉もあったが、 アランの幸福論の引用「幸福だから楽しいのではなく、楽しんでいるから幸福なのだ」(p.190)と「今、この瞬間を幸せに生きる」(p.192)が到達点。「ありがとう」を21万90回唱えた(そしてカウントした!)須藤元気さんとは世界はひとつなので、つながっていると思う。すでに三冊、家に本がありますから…。今後も注目していく所存です。2014/12/20

キャラメルベイベー@道北民

4
お遍路に行って見たい自分としては読んで見て良かった一冊になりました。もう少ししてから読みかえすとまた何か発見がありそう。司馬遼太郎の空海の風景を読みたくなりました。2012/11/23

m

4
お遍路を体験してきた友達がいたので気になり、また、須藤さんが好きなので手に取る。すらすらと読めた。楽しくユーモアある文章だけでなく、深くて大切なことが書かれている。風景等の写真も好み。地理の勉強にもなるし。私は、読んでよかった。空海のことをこんなに考えたことはなかった。2012/07/19

みーすけ

4
老後の夢はお遍路なんですが。。。今まで読んだ四国お遍路体験の本の中でも読みやすい。若い人の感覚だからなのか、この方の素直な感覚の良さなのかな。2010/09/29

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