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内容説明
女性弁護士のケンドラは、ひょんなことからペットシッターを始めることに。ところが、依頼人の遺体を発見してしまったから大変。「飼い犬が、ご主人さまを殺した犯人になつく訳ないじゃない!」そんな弁解むなしく、容疑者にされてしまう。自ら真犯人探しに乗り出すけれど、目撃者は一匹の犬だけで…!?片手にビニル袋とシャベル、片手に愛犬のキャバリアを引き連れて、ペットシッターが大活躍するシリーズ第1弾。
著者等紹介
ジョンストン,リンダ・O.[ジョンストン,リンダO.][Johnston,Linda O.]
ロースクールを卒業後、弁護士として活躍する傍ら執筆を続ける。ミステリ専門誌『EQMM』に数々の短篇が掲載されたほか、1988年に発表した短篇Different Drummersでロバート・L・フィッシュ賞を受賞。その後も、数多くのミステリやロマンス作品を発表。現在は執筆に専念している
片山奈緒美[カタヤマナオミ]
藤女子大学文学部英文学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
NAO
64
【戌年に犬の本】【「ミステリ週間」参加】あらぬ容疑をかけられて高給取りから無職になってしまうという、いかにもアメリカ的な話。どん底にいるはずの主人公がそれほど落ち込みもせず明るく前向きなのもアメリカ的だが、それが気に入らないという真犯人の気持ち、分からないでもない。最後に登場するとんでもないペットにはくれぐれもご用心。章ごとの犬の挿絵が可愛い。2018/08/22
ペルー
11
ケンンドラなんて名前があるんだってちょっと驚く。弁護士の世界って恐ろしいと思わせるような彼女の境遇だったけど、最終的にはそのやりがいのある仕事は忘れられないんだろうな。なかなか込み入った話で、意外な人物の犯行だったけど、私的には心暖まるほっとするようなシーンがあまりなくて、お気に入りの話とはならないかな。ずーっと大変なことの連続で、ホットできない(笑)2015/04/18
あつぼう
7
ケンドラが犬を飼ってるので犬好きにはたまらない作品になってますよ。 さらに今作ではニシキヘビなども登場するのですが、このニシキヘビが意外な活躍をするんですよ。他のコージーミステリーと較べるとケンドラの推理は、裏づけもなく思いつきで犯人扱いしたりするのでちょっとビックリします。本当に犯人を見つけたかったらもっと慎重になるべきですよね。まだ1作目という事で甘めの評価になったけど、次作も読みたいって思わせる何かがありました。次作ではどんなペットが登場し活躍するのか今から楽しみです。2008/06/26
そら@真面目にダイエット中
6
タイトルだけで想像してたのと違ってた。コージーミステリー系って、主人公が、おいおいまさかだろ?ってくらい軽率だし、絶対厄介なことになるって!って時でもぐいぐいいくよね。 結構楽しめた。2022/02/05
寧々子
4
全くの素人がペットシッターと探偵まがいの調査をするんだからけっこうメチャクチャです。 けど、答えを見つけるために突き進むケンドラは読んでいて楽しいし、挿絵が可愛くて癒されます♪2008/02/22
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