とつぜん会社が英語になったら…―「まっとうな英語」のすすめ

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  • サイズ B6判/ページ数 227p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784270006139
  • NDC分類 830.4
  • Cコード C0082

内容説明

“That’s it!”に凝縮される英語のインタラクションスタイル。分析と推理は英語で、アイデンティティは日本語で、グローバル社会をサバイバル。

目次

第1章 まっとうな英語を話せますか
第2章 見抜く力
第3章 見えない乗っ取り
第4章 英語は厳密
第5章 個のあるローカル文化、ない文化
第6章 英語は仮定と現実を分ける
第7章 ウソとマコト
第8章 知の力としての言語
付録

著者等紹介

宮永國子[ミヤナガクニコ]
社会人類学博士。国際基督教大学大学院比較文化研究科教授・教養学部社会科学科教授を経て、現在ハーバード大学ライシャワー日本研究所所属研究員、国際基督教大学研究員、(株)宮永コンピテント英語塾会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

BluePlanet

5
★★★★ 2010年10月25日発行。社会人類学博士が書く英語論。タイトルと内容は異なるが、タイトル以上に内容は素晴らしく、英語についての奥の深い本。英語好きの人には、一読の価値あり。話者自身と親和しているthis、断絶のthat、和のit・・・なるほどthis/that/itにはこんな区別があったのかと。また、客観的事実の現在形、内面の出来事(願望)を表す仮定法・・・など。その他曖昧さを排除する英語、英語と日本語の会議の議事録の違い、TOEICとTOEFLの違いなど、興味深い話があり、とても面白かった。2014/08/02

ジョニー

3
人から借りて読んだのですが、タイトルと中身はまったく異なります。グローバル企業等でTOPクラスの方が話される英語(まっとうな英語)の基本について、簡易でわかりやすい事例を挙げて説明されています。なにも難しいことはなく、THIS、THAT,ITの概念と公知の事実は現在形、自分の意見考えレベルは仮定法と割り切れるだけで、おそらくは飛躍的にグローバル英語に近づくことができるのではないかと思わされました。学校教育の場でノンネイティブの我々に教えてほしい内容です。おすすめ。2011/04/18

ひょくたん

3
英語が会社の公用語になるという本ではない。英語と日本語の本当の違い。語彙や文法の学習とは違うレベルでの英語の感覚が学べる良本。あなたはthis/that/itを本当に理解しているか?英語は厳密で分析的な言語であるという。2010/12/19

koji

2
世にある英語本とは一線を画す本です。英語は、ロジカルで分析的。thisとthatとitの使い分け。現実と仮定を分けて考え、自信がなかったらwouldを連発すること。等等。とても実用的ですが、実践英語を身につけるには、まず本書を読むのがいいでしょう。2011/03/01

kakaka@灯れ松明の火

2
前に読んだ英語勉強法に続き、英語関連で読みました。タイトルから、てっきり会社の英語化反対論かと予想していましたが、全く違います。なんと説明したらよいやら、概念のようなものかな・・・文章は相性がよくないのですが、家族相手に「this、that、it」について知ったかぶって説明しちゃいました。f^^;2011/02/13

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