宇宙旅行はエレベーターで

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  • サイズ B6判/ページ数 360,/高さ 19cm
  • 商品コード 9784270003350
  • NDC分類 538.9
  • Cコード C0040

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出版社内容情報

エレベーターで宇宙の旅。2029年、人類の夢が実現する──。『SPACE ELEVATOR』構想 最新情報完全網羅!
『近未来×予測テレビ ジキル&ハイド』(ANB系列)にも登場。宇宙エレベーターの第一人者が、その現状と未来を解き明かす。

長年の人類の夢を実現させる大掛かりな構想が、巨額な資金が投入され、現在着々と進行している。その名も「SPACE ELEVATOR」構想。宇宙からケーブルを垂らしてそれを地球まで延ばし、そのケーブルを伝ってケーブルカーが摩擦を利用し上昇下降していくという原理である。この、一見実現不可能と思われる構想は、新しい技術を伴って、今実現に向かうための着実な進化を遂げている。それは、私たちに安価な宇宙旅行を約束するものであり、同時に夢の到着を意味する。1960年代に宇宙への最初の一歩を踏み出した人類の、次の一歩が本書で見つかるはずである。

内容説明

2029年宇宙エレベーターが実現する。

目次

ロケットに代わる宇宙輸送手段
宇宙への架け橋
SFと宇宙エレベーター
先端技術開発の難しさ
宇宙エレベーターの建造方法
安全上の問題点
宇宙エレベーターへの移行
アース・ポート
NASAの宇宙開発計画
宇宙エレベーター建造競争
軍事防御
なぜ宇宙エレベーターを作るのか
宇宙観光旅行の始まり
はるかなる宇宙への旅
月の宇宙エレベーター
火星の宇宙エレベーター
次の目的地
21世紀の未来像

著者等紹介

エドワーズ,ブラッドリー・C.[エドワーズ,ブラッドリーC.][Edwards,Bradley C.]
シアトル在住。カーボン・デザインズ社代表、ブラック・ライン・アセンション社CEO。物理学博士(ウィスコンシン大学マディソン校)。米国ロス・アラモス国立研究所に在籍中から宇宙エレベーターの研究を開始。ここ10年ほど、宇宙エレベーター構想の実現に向けて精力的に活動している

レーガン,フィリップ[レーガン,フィリップ][Ragan,Philip]
イギリス生まれ。オーストラリア、パース在住の不動産投資信託ファンド・マネージャー。宇宙エレベーターのアース・ポート建設候補地(インド洋上)に関する調査活動に従事

関根光宏[セキネミツヒロ]
東京都生まれ。慶応義塾大学卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

宇宙猫

22
挫折。古いし知ってる内容ばっかと思ったけど、もしかしたら前に読んでるかも。2017/07/26

モモのすけ

5
もし実現したら「人間社会を大きく変えることになる」という宇宙エレベーター。技術的な問題は「カーボンナノチューブの大量合成技術と加工法」。生きてるうちに実現したら月へ行ってモノリスを探したい。ちなみにこの本は2008年出版の加筆修正版。2013/07/14

ヤギ郎

4
2022年7月30日読了。2022/07/30

あび

4
宇宙エレベーターの入門書ということで非常に読みやすい。知識が全く無くても読めてしまう、素晴らしい本だった。実用化に向けては問題点がまだまだあるものの、実現可能ではある。2015/05/26

yyrn

3
ひょっとしたら生きているうちに実現するかもと思わせてくれる面白い本。そもそもエレベーターを引き上げるケーブルをどのように敷設するかというと、地上から立ち上げるのではなくロケットでケーブルを宇宙に持ち出し、そこから地球に向かってケーブルを垂らしていくという発想が面白い。垂れてきたケーブルは飛行機でつかまえて地球に固定し、あとは地球の自転で発生する遠心力と落下する引力を釣り合わせればハイ出来上がり、と言うのだが、果たしてそんなことができるのか?という疑問に分かり易く答えてくれて、ともて想像力がかき立てられる。2016/02/09

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