内容説明
発明にはマニュアルも教科書もない。だが、本書を読めば発明が生まれるプロセスを理解できるだろう。古今の発明家たちの心に入り込み、発明にいたるまでの過程で彼らがどのように奮闘し、実現させたかを知れば、あなたの組織が次の大きな一歩を思いきって踏み出すのに役立つヒントが、きっと得られるはずだ。
目次
発明の原動力は何か
可能性を創出する
問題をつきとめる
パターンを認識する
チャンスを引き寄せる
境界を横断する
障害を見極める
アナロジーを応用する
完成図を視覚化する
失敗を糧にする
アイデアを積み重ねる
システムとして考える
エピローグ―もっと上を、もっと外をめざして
著者等紹介
シュワルツ,エヴァン・I.[シュワルツ,エヴァンI.][Schwartz,Evan I.]
クリエイティブ・ジュースLLC社長。同社は市場におけるリーダーシップと成長のために発明とイノベーションの戦略を企業にアドバイスしている。ニューヨーク州スケネクタディのユニオン・カレッジでコンピュータサイエンスの理学士号を取得。『ビジネス・ウィーク』誌の元編集者として全米雑誌賞をグループで受賞。最近はMITの『テクノロジー・レビュー』誌に寄稿している
桃井緑美子[モモイルミコ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Akiro OUED
2
失敗したとき、がっかりしてもよいが、諦めちゃダメだ。発明家のこの言葉、全くその通りだね。エジソンは、電灯と発電所と配電線をシステムとして発明した。なるほど。プラットフォーマの先駆けだったんだね。将来は予測するよりも発明するほうが簡単だ、という行動主義は、戦争を肯定しない。2022/03/10
くさてる
1
発明の為のノウハウ本かと思いきや、実際はそもそも「発明とは?」を考えてみる本でもあった。ある種のものごとの発見を役に立つ発明に変化させるために必要なものは、システムとネットワークであるという概念が面白かった。2011/12/12
くらーく
0
あー、発明家にはなれないわ。そんな、情熱やタフさはない、ヘタレだし。発明の恩恵を受ける事に感謝します。2015/02/20
Kaoru Ogawa
0
昔、薦められた本。もう一度読む!
かんば
0
いいほん!なぜ絶版になったのかが不思議w2011/09/04