Harvard business school press<br> 実行力不全―なぜ知識を行動に活かせないのか

Harvard business school press
実行力不全―なぜ知識を行動に活かせないのか

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  • サイズ B6判/ページ数 288,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784270000991
  • NDC分類 336
  • Cコード C0030

内容説明

社員は優秀。経営幹部も知恵者ぞろい。何をするべきなのか、社内のだれもが理解している。ところが、だれもそれを実行していない。それどころか、反対の行動ばかりをくり返して身動きがとれなくなっている。―いったいなぜだろう?やり方を知っているだけでは不十分だ。才気だけでは知識を活かせない。すばらしいアイデアも、読んだり、聞いたり、考えたり、書いたりするだけでは「ただのアイデア」で終わってしまう。目には見えなくても確かにそこにある「知識と行動のギャップ」を埋めないかぎり、どれほどすばらしい経営理念を掲げ社員研修を重ねたところで、あなたの会社は変わらないのだ。では、どうすれば肝心の「実行」に結びつけられるのか?答えは、本書の中にある。

目次

1 知識は実行してこそ価値がある
2 言葉を行動と錯覚してはいないか?
3 前例が思考を妨げる
4 恐怖心が行動をはばむ
5 評価方法が判断力を狂わせる
6 内部競争が敵をつくる
7 知識と行動のギャップを乗り越えた企業
8 知識を行動に変えよう

著者等紹介

フェファー,ジェフリー[フェファー,ジェフリー][Pfeffer,Jeffrey]
スタンフォード・ビジネススクール教授(専門は組織行動論)。カーネギー・メロン大学で理学士号と理学修士号を、スタンフォード大学で経営学博士号を取得。イリノイ大学教授、カリフォルニア大学バークレー校教授、ハーバード・ビジネススクール客員教授を歴任したほか、ポートラ・パッケージング社やソノサイト社等の取締役、学術誌の論説委員を務めた経験も持つ

サットン,ロバート・I.[サットン,ロバートI.][Sutton,Robert I.]
スタンフォード・エンジニアリングスクール教授(専門は組織行動論)。同スクール職業・技術・組織研究センターディレクター、スタンフォード・テクノロジー・ベンチャー・プログラム研究所所長を兼務。ミシガン大学で組織心理学博士号を取得。カリフォルニア大学バークレー校ハース・ビジネススクールでも教鞭を執った経験を持つ。経営者向けセミナーの講師を数多く務め、民間企業に対するコンサルティング活動も精力的にこなす。現在はスタンフォード大学同窓会のための経営者研修プログラム「革新的なマネジメント」の指導にあたっている。これまで寄稿した論文・記事は60を超える

長谷川喜一郎[ハセガワキイチロウ]
プラウドフットジャパン株式会社代表取締役社長。学習院大学政経学部卒。日立製作所などを経て1989年にプラウドフット日本法人を設立。2000年にMBOにより英国本社から独立。2003年には再MBOを実行。有力企業のCEOを対象に「21世紀に向けて―日本的経営の再構築」をテーマとしたフォーラムを主宰する

菅田絢子[スガタアヤコ]
国際基督教大学教養学部卒。ミネルバ翻訳グループ所属。1983年第7回バベル翻訳奨励賞優秀賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

odaken

7
チームあるいはコーポレートマネジメントを対象とした本。本書まとめれば「とっととやれ」ということなのだが、その行動を阻害する要因は何かと分析されており、その結果、何が起きてしまったかという内容である。つまり「行動が阻害されてしまう要因」は多数あるが、「とっととやる」ためには何をすればいいかは特に書いてない。なお、行動阻害要因には、明確な行動理念がない、時限を決めている、評価者(制度)がない、恐怖体制、過去の慣習に依存、内部抗争が激しいなどである。この要素を除いても行動しなかったら無意味である。2017/05/11

Re Ga Ga

1
頭ではわかってるけど行動できない、それはなんでか、って探して読み出しました。←ダイエットとか、運動とかのつもりが、めっちゃマネジメント系バリバリの本で、結局、ガッツリ知識を貯め込んでとっとやるのが一番みたいな話。私としてはちょっと方向ちがったな。。。セレクトミス本になっちゃいました😅

ILP71

1
知識と行動にギャップがどのように生じてしまうのかについて分析、考察した本。前例、評価制度、恐怖心、内部競争等の要素がギャップを生む原因として取り上げられている。そこへの違和感はないのだが、著者によれば、日本やアジアの経営者は「仕事を通して経営知識を身につけてきた」ので「知っているのになぜ実行できないのか」(といった本書の問題意識)が理解ができなかったのだという。もしそうだとしたら、本書の問題意識の前段階としてどのような「知識」が行動に結びついているか、という問いがあってもよかったのではないだろうか。2020/08/25

ry yayabu

0
行動あるのみ。2015/02/03

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