感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
keroppi
59
図書館リユースコーナーに、この全16巻のうち、3巻までが置いてあった。誰かが置いていったのだろう。連載当時、ちらちらとは読んでいたが、それまでの諸星さんの作品と違って大長編なので、読み通せずにいた。あらためて読むと、歴史と伝奇的要素が絡み合い、実に壮大な物語で、引き込まれてしまう。とりあえず、手に入れた3巻までを読んでみよう。2020/05/06
5〇5
8
「西遊記」のオマージュか。著者曰く、「西遊記」をアレンジして大長編を描きたい。とのこと。その意に違わず、一つ目の大猿妖怪・無支奇(むしき)の子(?)孫悟空の数奇に満ちた冒険活劇の幕が切って落とされる。これは面白い!2020/07/31
seichan
5
連載開始の当時から知っているのに、いまさら読み始めたという……。血みどろで土着な古代中国を舞台にして、異形のものたちが蠢く伝奇世界なのに、(何ページに一回かは人の頭が割られたりしてるのに)エグくも下品にもならずに、ストーリーの魅力や人物の魅力に引き込まれていくのは、この人独特の雰囲気ゆえだろうなぁ。しかしおもしろい!!2017/04/14
Hiroki Nishizumi
3
諸星大二郎ワールドに突入! 野人悟空はどうなっていくのか、玄奘と再会するのか、妖怪斉天大聖は、、、2013/12/06
Hiroki Nishizumi
2
花遊記の影響で再読したくなった。面白い。2023/10/04