感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みや
23
数年経ち、何とアリが妻子持ちに。イーヴも成長して恋愛要素が増えたが、不思議といつもの拒絶反応は起こらなかった。それくらいに面白い。王墓を掘っている時はまだ、ツタンカーメンは実在していたのかすらも判明していなかった。その状況でどうしてここまでの情熱を持てるのだろう。欲得や世間体は一切無く、一つのことに深く自分を捧げられる確固たる強い意思が羨ましい。ミイラの包帯を肉の包み紙に加工したのがコレラの原因、日干し煉瓦は雨で溶けてしまうので石で作られた神殿や墓しか残らない、など今回の豆知識も興味深いものばかりだった。2018/04/15
ゆあん
6
図書館にて。イーヴリンとの淡い恋。そしてやっとツタンカーメンの墓がでてきたぁ!2015/01/12
むろ
2
話は面白いんだけどこう、ふとした瞬間に画面のシマりのなさにうーむとなる時がある。そういうものを求めて読んじゃいないんだけど。/もんやり色々考えてしまう萩尾望都とかの方が好きだけど、これはこれでアリなんだなあ。提示されたものがビタッとくればだけど2012/04/30
ととろ
2
これでも一応は少女漫画。ハワードを慕うカーナボン卿の娘イーヴリンの儚い恋心を描きます。ハワードは最後までこの娘に助けられたことを知らず仕舞いなのです。そして物語は佳境へ。ラムセス6世の作業員小屋の下から、封印の解かれていないツタンカーメンのカルトゥーシュが見つかります。いよいよ最終巻では採掘が行われます。2010/10/16
蘇芳
1
ハワードの執念!恋愛のほうは奥手なのか大人なのか。2011/02/17