感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みや
26
ツタンカーメン王墓を発掘したハワード・カーターの奔走と闘いを描いた伝記漫画。表紙を見てツタンカーメンの物語だと思っていたら、王墓発掘の物語だったので開始早々に驚いた。これはこれで興味がある歴史だし、何と言っても第1巻から文句なしに面白い。複雑な歴史をコミカルな説明で楽しく学べ、様々な立場にある人達の人間模様も目が離せそうになく、エジプトの壮大な景色も細々とした装飾も綺麗な絵で描かれて見ごたえ抜群。早くも魅力に取り憑かれている。アリとチャールズの純粋で明るい可愛らしさにも癒された。第2巻以降も期待できそう。2018/04/15
ゆあん
8
図書館にて。ツタンカーメン展見てたから興味津々!当時の発掘現場はこんなんだったんだなぁ~短編の着道楽を寝る前に読んでしまい寝れず、2巻へ突入!2015/01/12
蘇芳
3
ツタンカーメンを見つけるまでの話。当時の発掘現場の実態がなかなかおもしろい。2011/02/15
がんぞ
1
1882年英国のエジプト占領以来、シャンポリオンにより古代文字が解読されたこともあって“旧約聖書の天地創造(B.C.4004と推定されていた)より古い”文明は考古学と観光の一大潮流(もはやブームでない)を巻き起こしたが、もう一つのリアルは“長い年月には泥棒を防ぐことはできない”(支那の古代の帝王も悩んだ)という事実だった。1903年、観光客で混雑する雰囲気がまるで奈良あたりの発掘現場。不思議な少年も見え隠れに登場し、ハワードは“今世紀最大の発見”(と当時は言われた)をする運命にどう近づくか。『着道楽』併載2015/01/31
きりだんご🐱新潮部
1
○ブックオフ2014/08/14