内容説明
あかちゃんが生まれるとき、おにいちゃん、おねえちゃんになる子どもは、いろいろな感情をかかえ、ききたいことがたくさんでてきます。この絵本は、小さいお子さまもあかちゃんが生まれるのを楽しみに待てるよう、妊娠中のことが１カ月ごとにわかりやすく説明されています。
著者等紹介
プラサダム＝ホルス，スムリッティ［プラサダムホルス，スムリッティ］
絵本作家。全米ベストセラーになる数多くの作品を手掛ける
テッケントラップ，ブリッタ［テッケントラップ，ブリッタ］
ドイツのハンブルグ生まれ。イギリスのロンドンにあるセントマーティンズ・カレッジ・オブ・アート、ロイヤル・カレッジ・アートで学ぶ。絵本作家および挿絵の分野でも活躍し、多数の作品が海外２０カ国以上で出版される。絵画展も多数開催（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のえる
42
図書館絵本。赤ちゃんが生まれる時に色んな感情を抱え分からないことだらけのお兄ちゃんお姉ちゃんに向けて、小さい子どもが赤ちゃんの誕生を前向きに受け入れられるよう妊娠中の様子が一ヶ月ごとに説明された絵本。胎児の大きさが食べものなど身近なもので表現され、成長に伴う状態変化も端的でイメージが湧きやすかった。 若干強引な印象も受けつつ、内心不安な想いも入り混じっているであろう子どもの気持ちに寄り添っている印象を抱いた。カラフルでポップなイラストがかわいい。優しい言葉で命の尊さを教えてもらった感覚もある。2021/06/24
gtn
13
自分が子持ちになって、初めて他人の子も愛らしく感じるようになった。それまでは「かわいいですね」とお愛想を言うことはあっても、本心ではなかった。2020/02/05
遠い日
12
テッケントラップの絵を求めて。きょうだいができる小さな子どもに、お母さんのお腹の中で、赤ちゃんがどんなふうに大きくなっていくか。その大きさを例えるもののチョイスがやさしくていい。生まれてくる命が、お腹の中で懸命に育つことがよくわかる。待つ子どもには大きな環境の変化が訪れるわけだが、上の子にもじゅうぶんな配慮のあることばが嬉しい。2020/01/19
麻ノ葉
7
『とつきとおか』よりは対象年齢低め。5年生の授業ではおなかのなかのあかちゃんの様子がわかる資料を求められたので手に取ったが、低学年までが向いている気がする。 これから赤ちゃんが生まれてくる家の子どもの不安に寄り添う言葉がたくさんあって、どういうことに気を付けるべきかなどもやさしい言葉で書かれている。不安を楽しみに変えてあげられそう。 性別を決めつけて書かれていないこともいい点。 ただ、おなかのなかで動く様子、私はちょうちょじゃなかったなぁ。2020/02/01
図書室のふくろう
6
初めての弟妹ができるとき、小さな子はきっと、戸惑ってしまうでしょう。不安な気持ちになってしまうかも。そんな時、新しい命の誕生に戸惑わないように、お子さんに読んであげるのにぴったりな絵本です。 絵はとてもカラフル♬月齢ごとの赤ちゃんの大きさが、実際に目で確認できるものに例えていたり、赤ちゃんが今できることを紹介しているのもいいですね。きっと最初はピンと来なかった小さな子も、赤ちゃんに会える日を指折り数える事でしょう。うちの子にも読んであげたかったなぁ。 2019/10/25
