内容説明
「誰にでも人生を決めた旅がある」。世界を歩いた男が「旅」を物語る珠玉エッセイ。
目次
第1章 食って泊まってやっぱり呑んで(蕎麦通殺しうどん地獄―香川;北関東小麦地獄―栃木;歳の暮れ人情駅前旅館―蔵前 ほか)
第2章 この国の流れに(川は「そら」からくだる―吉野川に沿って;列島の裂け目をときは流れて―秋葉神社から遠山郷へ;キトラ・黒塚やじうま紀行―飛鳥と山の辺の道 ほか)
第3章 断章・この星のどこかで(ベトナムは爆発する;屋久島の輪廻;福井の蕎麦御殿 ほか)
第4章 いつか旅するあなたへ(風が、吹いています―能登;小さな、町です―越前;ぼくは、浮かんでます―死海 ほか)
第5章 このひとと行く旅(達人は路上と銭湯にはまる―町田忍さんと行く天草;花手前幽玄行―安達瞳子さんと行く修善寺;花旅は海峡を越えて―安達瞳子さんと行く淡路、徳島 ほか)