ブッダ 〈第8巻〉 祇園精舎

ブッダ 〈第8巻〉 祇園精舎

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  • サイズ B6判/ページ数 367p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784267011511
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0079

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

gtn

26
ダイバダッタは虚栄という己心の魔によって身を滅ぼした。アナンダに度々襲い掛かる悪魔も自らの生命から発したもの。そして、ブッダの試練の節目節目、逝く寸前にも登場するブラフマンも、ブッダの生命に元から備わっているもの。ブッダでさえも瞬時に移り変わる生命との葛藤の一生だった。凡人はなおさら。2023/07/13

あっきー

18
⭐3 再読、今度仏典を読んだとき思い出せるように登場する弟子の名前をメモしておいた、そしたら最終巻のあとがきに手塚が実在と創作の人物を書いておいてくれた、最終巻の表紙は長谷川等伯の涅槃図を思い出させてしみじみ良い感じだ、毎年繰り返し仏典を読んでいけば自分でもどっか変われるかもしれないな…2022/03/27

ソラーレ

13
最終巻。終盤になるにつれて涙が止まらなくなる。ブッダの命が途絶えるまで身をもっての慈悲の心を伝えようとする。その心が読者である私の心を揺さぶっているような気がする。私は自分だけの事を考えてはいないか。困っている人を助けてあげられているのか。 ●作者はこの本の多くに登場する主要な人物は架空のものだという。しかし、ブッダという人についてのおおまかなことを知ることができる。初めてブッダという人物に興味を持った人にとって良いきっかけとなる本であると思う。2023/02/10

ヘビメタおやじ

13
読み終わってしまいました。素晴らしい作品でした。仏典ではないので仕方がないのですが、もう少しブッダの教えが描かれてもよかったかなという気もしました。「あとがきにかえて」を読んで、仏典中のブッダと創作の経緯と苦労がわかりました。ストーリーを彩り、話の柱になるような人物の多くが作者の創作であることを知り、びっくり仰天しました。まあ、今さら驚くのもなんですが、ストーリー・テラーとしての才能には感服以外ありません。2019/07/07

田中

10
全巻再読。前回読んだときはピンと来なかったが、40歳前にしてやっと少し利他の心を理解できました。子供たちには難しい内容だが、心の引っかかりに置いておいて欲しい。2013/04/10

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