グレタと立ち上がろう―気候変動の世界を救うための１８章

ジャンネッラ，ヴァレンティナ【著】〈Ｇｉａｎｎｅｌｌａ，Ｖａｌｅｎｔｉｎａ〉/マラッツィ，マヌエラ【イラスト】〈Ｍａｒａｚｚｉ，Ｍａｎｕｅｌａ〉/川野 太郎【訳】

岩崎書店（2020/02発売）

• サイズ A5判／ページ数 128p／高さ 19cm
• 商品コード 9784265860487
• NDC分類 K519
• Cコード C8036

出版社内容情報

「このままでは地球は危ない」と声をあげたグレタ・トゥーンベリ。
「科学者の声に耳を傾けよ」と訴えるグレタの主張を裏付ける科学的データ満載。
地球温暖化や気候変動だけでなく、持続可能性、エネルギー問題、水不足、ごみ問題、生物多様性、農業と漁業までカバーし、未来を見据え、今すぐ行動を起こすことを促す。

グレタの呼びかけに応じてアクションを起こす者必携の書。

内容説明

気候変動とつながっているさまざまな環境問題を網羅。今すぐ行動を起こすために必要な知識を得られる、必携の本。簡潔な１８章。どこからでも読める。国連気候行動サミット、グレタさんの演説全訳掲載。

目次

わたしの名前はグレタ
わたしたちはやるよ
科学
気候変動
強者と弱者
持続可能な開発
化石燃料
クリーンで、再生可能なエネルギー
飲み水
廃棄とリサイクル
プラスチック
生物多様性
持続可能な農業、畜産、漁業
この星をいやす食事
都市で暮らす
未来への鍵
＃わたしの気候行動
キーワードとウェブサイト
グレタ・トゥンベリ　国連気候行動サミット演説全文

著者等紹介

ジャンネッラ，ヴァレンティナ［ジャンネッラ，ヴァレンティナ］ ［Ｇｉａｎｎｅｌｌａ，Ｖａｌｅｎｔｉｎａ］
イタリアのミラノ出身のジャーナリスト。若者、環境、人類の未来に関心を持ち、香港を拠点に活動する

マラッツィ，マヌエラ［マラッツィ，マヌエラ］ ［Ｍａｒａｚｚｉ，Ｍａｎｕｅｌａ］
１９８４年イタリアのナポリ生まれ。フリーランスのイラストレーター・デザイナーとして活躍

川野太郎［カワノタロウ］
１９９０年熊本生まれ。翻訳家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[starbro]

グレタ・トゥーンベリ関連本、第五弾は、彼女の主張をイラストや図表で解りやすくまとめた中学生以上向きの小冊子です。内容的には、以前読んだ本とほぼ同内容です。新型コロナ・ウィルスで世界がパニックになっている状況でも活動を継続しているのには頭が下がります。 https://www.ted.com/talks/greta_thunberg_school_strike_for_climate_save_the_world_by_changing_the_rules/transcript?language=ja

2020/03/23

[☆よいこ]

中高生向けSDGs本「国連気候行動サミット演説全文」(2019年)[1.わたしの名前はグレタ][2.わたしたちはやるよ][3.科学][4.気候変動][5.弱者と強者][6.持続可能な開発][7.化石燃料][8.クリーンで、再生可能なエネルギー][9.飲み水][10.廃棄とリサイクル][11.プラスチック][12.生物多様性][13.持続可能な農業、畜産、漁業][14.この星をいやす食事][15.都市で暮らす][16.未来への鍵][17.#わたしたちの気候行動][18.キーワードとウェブサイト]▽訳が微妙

2022/02/11

[けんとまん１００７]

今のこのほし（地球）の置かれた状況、そして、問題の根っ子には何があるのか。何を目指していくべきか。これらすべての入門書として、とてもよい１冊。何か一つというこおｔもあるが、いかに複合的な課題であるかがわかる。グレタだけなく、大きなうねりを創る可能性があるのは、子どもたちだと思う。しかし、それだけに委ねるのではなく、気づいたところから手をかけるのだ。

2022/01/16

[りらこ]

今日のことしか考えない。 明日は明日の風が吹く。 ではいけない！明日の風向きは、すでに私たちとその子孫たちの未来を奪うものだったりする。 出来得る力を発揮して、そこに警鐘を鳴らすグレタさん。この本は、彼女の活動をベースに今私たちが出来ることへの視点を持たせてくれる。 読みやすいし、分かりやすい。常に頭から離れないような、身近な問題。 私たちは彼女に任せていてはいけない。#Netgalley

2020/03/04

[Boo]

強い口調で熱く訴えていたテレビの中の彼女が、世界に伝えたいことがまとめられた1冊。私たち大人が気付きもせず、見過ごしてきたことに反省しないといけない。それでもまだ楽な方へと流される私は、すぐに自分の生活を改善できない部分もある。子ども達のために、よりよい未来のために、今、私たちができることを意識してやっていかなければ…

2020/08/14