旅のお供はしゃれこうべ

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旅のお供はしゃれこうべ

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  • サイズ B6判/ページ数 167p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784265840069
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8393

内容説明

父からの頼まれごとで旅に出た惣一郎は、奉公人の裏切りで絶望のふちに。そこで出会ったのは、なんと、おしゃべりな「しゃれこうべ」だった―。おしゃべりなしゃれこうべと路上パフォーマンス!?涙と笑いの人情時代小説。第14回ジュニア冒険小説大賞受賞作。

著者等紹介

泉田もと[イズミダモト]
1960年生まれ。学習院大学文学部卒業。第42回埼玉文芸賞(児童文学部門)、第11回ジュニア冒険小説大賞佳作、第16回ちゅうでん児童文学賞優秀賞を受賞。第14回ジュニア冒険小説大賞を受賞(『野ざらし語り』を改題)、デビュー作となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

深青

18
父からのお使いに出た惣一郎。無事に終わったように見えたが...奉公人の裏切りにあって打ちひしがれます。そんな時出会ったのは...なんとしゃれこうべ!?惣一郎としゃれこうべの様子がとても楽しそうでした。なよなよと頼りなかった惣一郎が色々な経験を経てしっかりしていく様子も良かったです。最後は少しうるって来ました...いつかまた2人が再会できるといいなぁ。2016/04/28

マツユキ

5
『化けて貸します!レンタルショップ八文字屋』が面白かったので、こちらも。古物商大黒屋の跡取り息子、惣一郎と、元軽業師の少年のしゃれこうべが、ある目的のため、旅に。色々あって、辛いんですが、爽やかな成長、友情でした。十六夜、好き。2019/03/24

スターライト

4
大黒屋という古物商の御曹司、忽一郎が父の使いで貴重な茶碗を受け取りに行くが、その帰途、一緒に行った奉公人にお金とともに盗まれる。途方にくれる惣一郎に、稲荷山でであったしゃべるしゃれこうべが助力を申し出る。まじめだが世間知らずの惣一郎と、彼を厳しくも優しく励ますしゃれこうべの助佐のコンビが絶妙。後半は助佐の身の上話から、ますます惣一郎との絆が深まっていく。稲荷山の狐の頭、十六夜もいい味だしてる。ちょっとかわった少年の成長譚。2017/08/23

ゆたこまち

4
お父さんからの頼まれごとで奉公人と旅にでた惣一郎。いろんなハプニングがあり、話ができる、しゃれこうべと出会う。 弱々しい頼りない、惣一郎にアドバイスをする、しゃれこうべ。 事件解決にむかい二人?で江戸へ!! 読みやすかったです。2017/08/22

シリル

3
父親からおつかいを頼まれ、旅に出た惣一郎。しかし、途中で奉公人の裏切りにあい、絶望のふちにたたされてしまう。そんな時出会ったのが、しゃべるしゃれこうべの助佐。二人?は、奉公人を追い江戸へ向かうのだけど・・・。助佐と一緒に旅するうちに、頼りなかった惣一郎が少しずつたくましくなっていく様子がよかったです。ラストの惣一郎の姿にも温かい気持ちになりました。2016/10/11

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