岩崎書店の子育てシリーズ まちよみ・またよみ―絵本を使った子育てのすすめ

内田 早苗【著】/山田 花菜【イラスト】

岩崎書店（2022/11発売）

• サイズ A5判／ページ数 144p／高さ 21cm
• 商品コード 9784265802647
• NDC分類 019.5
• Cコード C0037

出版社内容情報

「待ちよみ絵本講師」の著者が提案する、絵本を使った子育て法を紹介。それは「ただ待つだけ」。これを親ができるようになると親も子どももどんどんいい方に変わっていく。

内容説明

「待ちよみ」は「待つ」と「読む」を合わせた言葉。この「待ちよみ」の方法で絵本の読みきかせをすると、あなたが、子どもが、そして、子育てが変わります。「待ちよみ」ができるようになると、子どもを「待つ」「見守る」「共感する」ことができる親になれます。「これ、なあに？」なんて先回りして聞かない。「またよみ」は妊娠中から赤ちゃんに読み聞かせること。

目次

１章　私についてのエッセイ（実は株式会社の社長です；畑に本屋を作りました　ほか）
２章　「待ちよみ」について（「待ちよみ」という言葉を作ったわけ；「待ちよみ」は何がいいの？　ほか）
３章　絵本導入期の５要素とは（おと；もの　ほか）
４章　絵本の読みきかせ「待ちよみ」Ｑ＆Ａ（なめる！？；同じのばっかり！　ほか）
５章　妊娠期と絵本「またよみ」Ｑ＆Ａ（頭がよくなる？；いつから読む？　ほか）

著者等紹介

内田早苗［ウチダサナエ］
待ちよみ絵本講師。絵本を使った子育てについて講演する人。笑って笑って笑ってちょっと泣いて、講演会のあとは、子育ての重荷がおりて、足取りが軽くなると評判。歌うのも手遊びも苦手、でも絵本を読むのは好き。外で絵本を読むのも好きで、自分の絵本屋「はたけのほんや」がものすごく好き。好きなことも多いがきらいなことも多く、まあまあ毒舌。声も態度も大きい。身体が丈夫でなんでも食べられる。絵本を持ってどこまでも、どこまでも講演に行きます

山田花菜［ヤマダカナ］
イラストレーター。子どもを描くことに定評あり（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[みつばちい]

自分がいつも幼稚園の保護者に講座で話すこととほとんど内容が一緒でびっくり。後半の質問も，10年間で私も同じ質問を何度も受けてるなぁと。答えもほぼ同じ方向性！だから終始共感。目新しいことはあまりなかった。でも、読んでよかった。そして、この方のスゴイところは、またよみ協会を作ったり起業してるところ。農業と絡めて畑に本屋まで作ってるのもスゴイ。いつか訪ねてみたいな。土や野菜、植物の生命力と子どもの伸びゆく力やエネルギーはたしかに似ている。小さなお子さんを育てているパパママが読むととても元気になれそう！

2023/01/29

[anne＠灯れ松明の火]

新着棚で。「マツコの知らない世界」にも出演された内田さんの本だった。子どもをせかさず、子どもが自ら動くのを待つ「まちよみ」。マタニティ、生まれる前から、お腹の子に向かって読む「またよみ」。お母さんたちからの悩み相談やオススメ絵本の紹介もある。肩ひじ張らない、リラックスした呼びかけにホッとする。読み聞かせボランティアの参考というより、子育てに悩みのある親御さん、マタニティ期の親御さんに勧めたい。離れて住む子どもたちにも紹介。

2023/01/14

[おはなし会 芽ぶっく]

絵本講師の先輩でもある内田早苗さんの初著書。「まちよみ」「またよみ」の考え方、参考にさせていただいています。インタビュー式が、子育て中のパパやママの声がリアルにわかりやすくなっています。

2023/01/04

[boo]

図書館の新着コーナーより。小学生になって読み聞かせする事なくなったなぁ。特に去年は私も子どもたちも本を読むことがすごく減って気になっていたので、改めて本の良さや無理やり読ませる必要がないことを確認。また絵本をたくさん読もうと思います。

2023/02/25

[EMiri]

0~2歳が好みそうな絵本の選書が載っていたので手に取りましたが、“読み聞かせ”をするのに、こんなに悩んでいるお母さんたちが世の中にいるのか！と驚きました。「マツコの知らない世界」にも出演されたそうです。

2022/12/16