出版社内容情報
ビー玉、ゼリー、つぼみのなか……入ってみたらどんなだろう?ずっと手元に置いて、何度も見返したくなる。たちばなはるかが描く、美しき【イマーシブ(没入型)絵本】。
内容説明
ねるときいしをにぎればいしのなかにだってはいれる。わたしはどこまでもどこまでもあるいていくの。じっとみればやがてみえてくる。そして世界はここにある。『銀杏堂』のたちばなはるかが描くイマーシブ絵本。
著者等紹介
たちばなはるか[タチバナハルカ]
橘春香。札幌生まれ、横浜育ち。武蔵野美術大学視覚伝達デザイン科卒業後、書籍や雑誌、広告、web、映画パンフレット等、フリーのイラストレーターとして活躍。日本児童出版美術家連盟会員。東海大学札幌キャンパス非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
anne@灯れ松明の火
19
「銀杏堂」シリーズが大好きな たちばなはるかさんの絵本。作家さんSNSご紹介で気になっていたところ、新着棚で。大好きなものをじっとみると、その中へ入れる? ビー玉の中にも? ソーダ水の中にも? 透明なものは、見つめたくなるのかな。美しい絵に吸い込まれそうな、不思議な気持ちになる。ちょっとミステリアスな雰囲気もする。 2023/09/05
ほんわか・かめ
15
じっと見てるとゼリーの中で過ごす自分が見えてくる。ビー玉を見つめるとビー玉の中にも。食パン一斤まるごとお部屋だったら♡毎日寝坊してしまいそう🤭イマーシブ(没入型)絵本。〈2023/岩崎書店〉2023/10/24
あおい
9
ビー玉、ゼリー、ソーダ水…じっとのぞいて中に入ることを想像する。子供の頃、こういう手作りゼリー綺麗で憧れたな。2023/10/19
ganesha
7
ビー玉やソーダ水、チューリップをじっと見て、中に入ってみたら。「おもくつめたくわたしをゆさぶる」とどこまでも歩いて行く青い世界が素敵だった。ちぎって朝ごはんなんて夢のようだ。2023/12/03
遠い日
7
見ることの心理的作用。じっと見つめることで、ものと自分とが溶融する感じ。その中に入っていく感覚。心を落ち着けて、きれいなものと向き合うことで、ただの「見る」機能が変容することを、とても感覚的に描いています。2023/10/10