出版社内容情報
ココには妹のナッちゃんがいますが、またお姉ちゃんになります。お母さんのお腹に、赤ちゃんがいるのです。ある夜、お母さんは赤ちゃんを産むために入院しました。おばあちゃんがやってきて、ふたりの面倒を見てくれます。はじめはご機嫌なナッちゃんでしたが、ココと言い合いになって大泣きをし…。
『おねえちゃんって、もうたいへん！』から始まったシリーズ８作目。そんな姉妹もすっかり仲良しになったようですが、やっぱりケンカ、言い合い、すれちがいが絶えません。
おねえちゃんの気持ちに寄り添う成長物語。
内容説明
おかあさんのおなかのなかには、いまあかちゃんがいる。あたしにはいもうとのナッちゃんがいるから、あたしはまたおねえちゃんになる。小学校低学年むけ。
著者等紹介
いとうみく［イトウミク］
神奈川県生まれ。『糸子の体重計』（童心社）で第４６回日本児童文学者協会新人賞、『朔と新』（講談社）で第５８回野間児童文芸賞、『きみひろくん』（くもん出版）で第３１回ひろすけ童話賞、『つくしちゃんとおねえちゃん』（福音館書店）で第６９回産経児童出版文化賞、『あしたの幸福』（理論社）で第１０回河合隼雄物語賞を受賞。「季節風」同人
つじむらあゆこ［ツジムラアユコ］
香川県生まれ。武蔵野美術大学卒業。子どもの本の仕事を中心に活躍（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
縞子
10
息子と楽しみに待っていたシリーズの最新刊。なっちゃんはどんなお姉ちゃんになるのかな？これからがますます楽しみだなぁ。2022/11/05
ﾛｲﾔﾙﾐﾙｸﾃｨ
5
図書館から借りてくると長女が真っ先に読むシリーズ。ついに赤ちゃん産まれるかなぁ、とわくわく。2023/11/25
遠い日
3
おねえちゃんシリーズ８。もうすぐふたり揃っておねえちゃんになる、ココちゃんとナッちゃん。今回はお母さんの出産をめぐる姉妹の気持ちの交錯が濃やかに描かれる。相変わらずナッちゃんはわがままでがんこで、言い出したら聞かない妹ぶりですが、そんなナッちゃんを持て余し気味ながら、ナッちゃんのことをよく理解しているココちゃんが健気です。言い合いをして決裂しても、やっぱりナッちゃんのことが心配でたまらないココちゃん。いいおねえちゃんです。さぁ、生まれましたよ！どちらだったのかは次巻で。ああ楽しみです。2022/11/27
さっちゃん
0
一人読み 小22024/03/27
jssei
0
うちの姉妹の姉(小1)が全巻読破中。妹がなっちゃんそっくりで共感できるらしく笑える。2024/02/14
